今回は、掃除機のタイプについて話していきたいと思います。掃除機を選ぶとき、多くの人が気にするのは、紙パックとサイクロンのどちらが良いかということです。紙パックとサイクロンはそれぞれ、特徴やメリットが異なりますが、どちらが優れているのかは一概には言えません。そこで、今回は紙パックとサイクロンの比較について、詳しく説明していきます。掃除機を選ぶ際の参考になるよう、ぜひ最後までご覧ください。
紙パック式掃除機とサイクロン式掃除機の特徴
昔からある紙パック式掃除機とダイソンで有名なサイクロン式掃除機について簡単に解説しますね。
メリットとデメリットも考えてみます。
【紙パック掃除機】
いらすとや
紙パック掃除機は、吸い込んだゴミやほこりを、特殊な紙製のパックに取り込むタイプの掃除機です。一般的に、使用後は紙パックを捨てる必要があります。紙パック掃除機のメリットは、以下の通りです。
・使い捨てで清潔感がある
・パックの容量が大きく、長時間使用できる
・ゴミ捨ての際に、手で触れる必要がなく衛生的
一方、紙パック掃除機のデメリットは、以下の通りです。
・紙パック交換の必要があり、コストがかかる
・吸い込んだゴミがパックに詰まることがあるため、吸引力が低下することがある
・パックがいっぱいになると吸引力が低下する
【サイクロン掃除機】
いらすとや
サイクロン掃除機は、吸い込んだゴミやほこりを、特殊なフィルターやサイクロン効果によって分離して捕捉するタイプの掃除機です。一般的に、フィルターの洗浄やゴミ容器の中身を捨てることで、使い続けることができます。サイクロン掃除機のメリットは、以下の通りです。
・フィルター交換の必要がない
・吸い込んだゴミが詰まることがなく、吸引力が長持ちする
・パワフルな吸引力で、隅々まで掃除ができる
一方、サイクロン掃除機のデメリットは、以下の通りです。
・ゴミ容器を手で開ける必要があるため、衛生的ではない
・パック容量が小さいため、頻繁にゴミ捨てが必要
・吸い込んだゴミが紙パックよりも見えるため、見た目が不快に感じる場合がある
どちらがおすすめか？
紙パック掃除機とサイクロン掃除機、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらを選ぶかは、使用目的や環境によって異なります。例えば、大量のゴミを吸い込む必要がある場合は、紙パック掃除機の方が向いています。また、衛生面にこだわる場合は、サイクロン掃除機の方が向いています。
サイクロン式は「ほうき」と「ちりとり」
イメージとしてはサイクロン式は
【ほうきとチリトリ】
の使い方です。
ほうきでゴミを集めてちりとりに入れたら皆さんどうしますか？
そうです。ゴミ箱にちりとりのゴミを捨てますよね。
サイクロン式はまさにこの使い方で、一回ごとにゴミをゴミ箱に捨てるのがおすすめの使い方です。
そうしますとゴミカップもフィルタもあまり汚れずに済みます。
また、サイクロン式掃除機がオススメの人は、
毎日こまめに掃除をする人
です。
毎日掃除機をかければ綿ゴミ等の大きなゴミが出ずに塵のようなゴミがメインになります。
細かいゴミですとゴミカップの中でサイクロン気流でしっかりと回転しますので空気とゴミが分離されますからフィルタが長持ちします。
ズボラなら紙パック式
一方的、ズボラとは言い過ぎですが、
毎日掃除機をかけられない人
ゴミ捨てもまとめて行いたい人
は、紙パック式がおすすめですね。
最近の紙パック式の掃除機は空気の通り道に工夫がされていますので、ある程度ゴミがたまってきても吸引力が落ちないように設計されていますよ。
紙パックにゴミがたまってから捨てることができますので手入れが楽ですね。
まとめ
掃除機の紙パックとサイクロンの比較について、それぞれのメリット・デメリットを解説しました。掃除機は、家庭の掃除に欠かせないアイテムの一つです。どちらのタイプを選ぶかは、使用目的や環境に合わせて選ぶことが大切です。
毎日こまめに掃除機をかけるならサイクロン式
大きめのゴミが多く数日置きに掃除機をかけ、ゴミ捨てもたまってから出来る紙パック式
どちらの掃除スタイルが自分に合うのかで決めると良いと思います。
ぜひ、今回の解説を参考に、自分に合った掃除機を選んでみてください。
