2024年、ジブリパークはますますその魅力を増しています。五つのエリア全てが公開され、訪れる人々を映画のような魔法の世界へと誘います。
新たなアトラクションや展示が加わり、ジブリの世界をより深く体験できるようになったこの場所は、ファンならずとも必見です。
この記事では、ジブリパークの見どころと、2024年におすすめのスポットをご紹介します。あなたもジブリの夢の世界へ足を踏み入れてみませんか?
さあ、ジブリパークの魅力的な旅へと出発しましょう!
ジブリの大倉庫:パーク最大の展示エリア
「ジブリの大倉庫」は、ジブリパーク内で最も広い展示スペースです。映画の名場面を再現した展示や、様々な短編アニメが上映されるスペースがありますよ。
ここでは、ジブリ作品の魔法に満ちた世界を体験しながら、映画作りの裏側を垣間見ることができるんです。特に、ジブリ映画の舞台裏を知ることができる展示は、ファンにとってはたまらない魅力ですよね。
また、子供から大人まで楽しめる短編アニメの上映は、ジブリパーク訪問のハイライトの一つです。
色鮮やかなタイル装飾の階段や、「空飛ぶ巨大な船」の展示など、ジブリ作品の世界観を感じさせる要素がたくさんあります。
体験型展示:ジブリのなりきり名場面展
「ジブリのなりきり名場面展」では、ジブリ作品の登場人物になりきり、名場面の中に入り込む体験ができます。たとえば『千と千尋の神隠し』では、海上を走る不思議な電車に乗ってカオナシの隣に座る千尋になりきることができるんですよ。
展示数は13作品14コーナーあり、ジブリ作品のファンなら一度は夢見たシーンに自らが登場する体験ができます。
食べるを描く:ジブリ作品の食事シーン
ジブリ作品にはおいしそうな食事のシーンがたくさんありますよね。その秘密を探る「食べるを描く。」展示では、ジブリ作品の食べ物がどうしてあんなにおいしそうに見えるのかをひも解きます。
三鷹の森ジブリ美術館で開催されたこの展示は、好評につきジブリの大倉庫でも開催されているんです。『千と千尋の神隠し』や『コクリコ坂から』などの作品が新たに追加され、より豊富なコンテンツでジブリ作品の食事シーンの魅力に迫ります。
ジブリの大倉庫は、まさにジブリの大博覧会と言える場所です。映画の世界を存分に楽しみながら、ジブリ作品の魅力を深く知ることができるでしょう。ジブリ作品のファンであれば、訪れる価値は十分にありますよ。
魔女の谷:魔法が息づくエリア
「魔女の谷」は、ジブリパークの中でも特に魔法が息づいているようなエリアです。『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『アーヤと魔女』など、魔女が登場するスタジオジブリ作品をイメージした空間が広がっています。
ヨーロッパ風の街並みの中には、「グーチョキパン屋」や「ハウルの城」、「魔女の家」といった作品に登場する建物や、スタジオジブリ作品をモチーフにした「メリーゴーランド」や「フライングマシン」があり、街や建物の至るところに魔法の仕掛けや空を飛ぶことへの憧れが散りばめられています。
このエリアは、まるで映画の中に迷い込んだかのような非日常感を体験することができるでしょう。
特に、魔法や冒険がテーマのジブリ作品が好きな方にとっては、訪れる価値のあるスポットです。
入口の迎え:魔女の口
魔女の谷の入口では、『アーヤと魔女』に登場する魔女ベラ・ヤーガをイメージした大きな口のオブジェが来園者を出迎えます。この魔法の口をくぐると、ジブリ作品の魔法の世界に足を踏み入れることができるんですよ。
タイル張りの時計オブジェやすべり台、タワーがあり、近くには赤い屋根のガゼボもあるので、到着した瞬間から冒険が始まります。
メリーゴーランド:映画の世界を回る
「年に一度、村にやってくる移動遊園地」をイメージしたメリーゴーランドは、『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』、『もののけ姫』といった作品に登場する乗り物や動物・キャラクターをモチーフに装飾されています。
屋根には『ハウルの動く城』のハウルとソフィーの装飾があり、乗車中は特別にアレンジされた同作品の背景音楽「人生のメリーゴーランド」が流れ、映画の世界をさらに深く感じることができます。
魔女の谷では、ジブリ作品の魔法や冒険の世界を身近に感じることができるでしょう。エリア全体が、映画のワンシーンのような装飾で溢れているので、訪れるだけでワクワクする体験ができますよ。
青春の丘:思い出が蘇る
「青春の丘」は、ジブリ作品『耳をすませば』の舞台のひとつである「地球屋」と「ロータリー広場」、『猫の恩返し』に登場した「猫の事務所」などで構成されたエリアです。ここでは、ジブリ映画に出てくるような、心温まるシーンを直接体験することができます。
また、誰でも利用できる「エレベーター塔」は、19世紀末の空想科学的な世界観をもとにしたデザインで、ジブリ作品の独特な雰囲気を味わうことができますよ。
青春時代の思い出や、ジブリ作品に対する懐かしさが蘇るような、そんな場所です。
映画のワンシーンに迷い込んだような不思議な気分を体験してみてはいかがでしょうか。
地球屋:『耳をすませば』の舞台
『耳をすませば』で主人公・月島雫が偶然たどりついたアンティーク家具や時計の修理・販売を行う店「地球屋」が再現されています。2階には、家具やからくり時計、人形、木馬などが置かれており、映画の中にいるような気分を味わうことができます。
1階では、天沢聖司がバイオリン制作を学んでいた工房があり、バルコニーからは美しい公園の景色を楽しむことができます。
猫の事務所:『猫の恩返し』の秘密基地
『猫の恩返し』に登場する「猫の事務所」も、このエリアにあります。木造平屋で建てられたこの建物は、まるで猫サイズの秘密基地のよう。内部ではバロンとムタがくつろいでいる姿も見ることができます。
本物の建築物と同じように細部まで丁寧に作り込まれており、ジブリ作品の世界観を肌で感じることができるでしょう。
「青春の丘」では、ジブリ映画に登場するような心温まるシーンや建物が多数再現されています。ジブリ作品が好きな方はもちろん、映画の世界に少しでも興味がある方にとって、訪れる価値のあるスポットですよ。
どんどこ森:自然に囲まれた癒しの空間
「どんどこ森」は、『となりのトトロ』の世界観を再現した、自然豊かなエリアです。ここには、サツキとメイが暮らした和洋折衷の家や、子どもたちが中に入って遊べる高さ約5メートルの木製遊具「どんどこ堂」など、映画の中のシーンを現実のものとして体験できるスポットが満載です。
また、どんどこ森の頂上には、どんぐりをモチーフにした山道や、かわいらしい屋根の「どんどこ売店」があり、ジブリ作品の雰囲気をより一層感じることができます。
四季折々の自然を感じながら、都会の喧騒を離れてゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
ここでは、ジブリ作品のファンだけでなく、自然を愛するすべての人におすすめの場所です。
サツキとメイの家:『となりのトトロ』の世界へ
『となりのトトロ』でサツキとメイが引っ越してきた家が、どんどこ森内に忠実に再現されています。家の中では、映画の中のシーンが蘇り、サツキとメイの笑い声やススワタリの音が聞こえてくるかのよう。
ジブリパーク大さんぽ券プレミアムを持っている方は、この家の中を実際に観覧することができますよ。
どんどこ堂:子どもたちの冒険の場
どんぐりが目印の山道を登った先にある「どんどこ堂」は、小学生までの子どもが遊べる木製の大型遊具です。高さ約5メートルのこの遊具は、子どもたちに冒険心を刺激し、自然の中で体を動かして遊ぶ喜びを提供してくれます。
「どんどこ森」の山頂に佇む「どんどこ売店」では、根付やお守り袋などの商品を販売しており、訪れた記念に何かを手に入れることができます。
どんどこ森は、ジブリ作品の中のような不思議な体験と、自然の中でのひとときを楽しむことができる場所です。都会の生活に疲れた方、自然を感じながらリラックスしたい方には特におすすめのエリアですね。
もののけの里:歴史と文化の融合
「もののけの里」は、映画『もののけ姫』の和風の里山風景をイメージしたエリアで、歴史と文化が融合した独特の世界観を楽しむことができます。映画に登場する建物をモチーフにした体験学習施設「タタラ場」や、「乙事主」をモチーフにした滑り台、さらには「タタリ神」のオブジェなど、映画のシーンを彷彿とさせるスポットが点在しています。
このエリアでは、映画『もののけ姫』の深いメッセージや日本の伝統的な里山の美しさに触れながら、歴史と自然の大切さを改めて感じることができるでしょう。
特に、歴史や文化に興味のある方、自然を愛する方にとって、もののけの里は訪れる価値のあるスポットです。
映画の世界をリアルに体験できるだけでなく、教育的な価値もあるこのエリアは、子どもから大人まで楽しめる内容となっています。
タタラ場:映画の世界を体験
「タタラ場」は、映画に登場する建物をモチーフにした体験学習施設で、草屋根が特徴的です。開園時は、郷土料理「五平餅(ごへいもち)」の炭火焼体験ができ、地元・愛知県などで親しまれてきた食文化に触れることができます。
五平餅炭火焼体験では、くるみみそ、しょうゆ、ナポリタンの中からお好みのタレを選び、七輪の炭火で自分で焼いて作る体験ができます。
乙事主(おっことぬし):遊び心あふれる滑り台
映画に登場するキャラクター、乙事主をモチーフにした滑り台は、子どもたちに大人気のスポットです。白い毛並みをカラフルなタイルや玉石で表現し、遊び心あふれるデザインとなっています。
小学生(12歳)以下の子どもが利用でき、雨天時以外はいつでも楽しむことができます。
もののけの里では、映画『もののけ姫』の世界をより深く知ることができるだけでなく、日本の伝統文化や自然にも触れることができる貴重な体験が待っています。自然や歴史に興味がある方はもちろん、家族連れにもおすすめのエリアですよ。
まとめ
2024年、ジブリパークは新たな魅力で訪れる人々を魅了します。各エリアが織りなす、映画のような魔法の世界へと誘うこのパークは、ジブリ作品のファンはもちろん、そうでない方にも一度は訪れてほしい場所です。
「ジブリの大倉庫」から「魔女の谷」、「もののけの里」に至るまで、各エリアは映画のシーンをリアルに再現し、訪れる人々に新しい発見と感動を与えてくれます。
映画の世界に飛び込むような体験を求めて、家族や友人と一緒にジブリパークの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。この記事があなたの訪問計画に役立つことを願っています。
ジブリパークでの一日は、あなたの心に残る特別な思い出となることでしょう。映画の世界を越えた冒険が、ここにはありますよ。
メタディスクリプション: 2024年のジブリパークは新しい展示やアトラクションでさらに魅力的に。映画の世界に迷い込むような体験をするためのおすすめスポットを紹介します。ジブリファン必見の情報満載です。