新型コロナウイルスの影響で休校措置が続いています。
子供たちが自宅にいてストレスも溜まってきているでしょう。
勉強も大切ですが、息抜きも大事です。
いい加減テレビゲームもスマホゲームも飽きてきたのではないでしょうか?
東京や大阪など感染拡大地域ではすでに外出自粛が続き、市中感染も疑われることから散歩ですら怖い状況となってきています。
そこで家族で楽しめるトランプゲームは如何でしょうか?
トランプは工夫次第で様々なゲームができます。いろいろなゲームをすることで飽きるのを防げますよ!
しかもお互いの手札を読んだり、戦略を練ったりと自ら考えることも多いので脳も活発に働きますのでお勧めです!
ババ抜きなどは有名で分かりやすいので、ちょっと変わったゲームをご紹介します。
UNOよりも早くあった「ページワン」
まずはじめに、準備するものです。
- トランプ1~13(K)すべて 52枚
- ジョーカー1~2枚(ルールによる)
プレーヤー数は2人以上です。8人くらいまではできるでしょう。
(それ以上の人数になるとトランプのカードが足りなくなります)
ページワンはそれぞれのプレーヤーが出す札で同じマークの物でより大きな数字を出した人が勝ちです。
遊び方
まずトランプをよくきり、プレーヤーそれぞれに5枚ずつ手札を配ります。
残った札はまとめて真中に置いておきます。
ゲーム開始は真中の札(台札)から一番上の札を表に出します。
手札を出す順番はじゃんけんなどで一番を決め、そこから時計回り(反時計回り)の順番で出すと決めます。
手札の出し方
真中に出された札と同じマークで、出されている札より大きな数字を出した人が勝ちです。
例外は【エース】の札が一番強く、【ジョーカー】が例外的にどのマークでも出せて最強カードです。
手札に真中に出されたカードのマークがない場合は?
手札に同じマークの札が無い場合は、真中の台札から出せるカードが出るまで拾います。
ですので、手札が一気に増える可能性があります!
ただし、既に場にエースが出ている場合や他に強いカードがない場合(前回までの回でエースやキングが出されている場合は、クイーンが最強となる)はその一番強いカードを出した人が勝ちです。
一周したら勝った人が次のカードを出す
UNOと違い、一回ごとの勝ち負けで場がリセットされます。
その回で一番強いカードを出した人が、次の回の基準となるカードを手札から出します。
この時に強い(数字の大きい)カードを出してもOKです。
ただし手札が残り二枚の時に【ジョーカー】を出すことはできません。
勝敗は?
勝敗は、手持ちのカードがなくなったら勝ちです。
最後から2枚目のカードを出す時に「ページワン(残り一枚)」と宣言します!
そこで他のプレーヤーがその回を勝ち、残り一枚のプレーヤー(勝ち予定)が持っていないマークのカードを出せれば、勝ち予定プレーヤーは台札からカードを引かなくてはならなくなり、手札が増えることになります!
勝ち阻止が出来るわけですね!
ルールにもよりますが、最後の札に【ジョーカー】を残して良い場合とダメな場合があります。
【ジョーカー】はどのマークでも出せる札ですからね。「ページワン」まで持ち込めば絶対勝てるというものです。
同じように【エース】をページワンまで温存するという戦略もあります。
「ページワン」で【エース】を出せば、【ジョーカー】以外では勝ちを阻止できないからです!
こういう戦略を練って戦うのがページワンです!
かなり白熱しますよ!
台札がなくなったら?
手札にないマークが出されたときにカードを拾う台札ですが、場合によってはなくなります。
ここはルールによるのですが、既に勝負が終わった場に出された札をまとめてよくきり、台札に追加する場合と、その際にすでに出されていた【ジョーカー】を抜いてからまとめる場合とあります。
そこはお好きにルールを決めると良いと思います。
大体のルールはこうですが、実際に見た方が分かりやすいですよね?
YouTubeにルール説明してくださっている方がいらっしゃいました!!
小さなお子さんとも楽しめる「ぶたのしっぽ」
単純明快なルールなのに最後まで勝敗が分からないゲーム「ブタのしっぽ」。
みんなで楽しめるのが良いですね!
遊び方
トランプ 1~2組
ジョーカーも入れておきましょう。
準備
よくきったトランプを丸く円になるように広げます。
じゃんけんなどで引く順番を決めましょう!
順番に広げられたトランプから好きなカードを1枚めくって円の真中に表を出しておきます。
次の人も同じように好きなところからカードを捲って中央に出します。
このとき前の人と同じマークのカードだったら中央に置かれているカード全てを受け取ります。
ジョーカーを引いたら手持ちのカードをすべて中央に戻せます。
最後に手持ちのカードを比べて一番少ない人が勝ちです!
動画で見てみよう!
動画で説明してくれている人がいました。
わかりやすいですね。
変則ルール
変則ルールとして、
前の人と同じ数字のカードを出した場合も手持ちのカードを中央に戻せるとすると、ジョーカーだけでなく戻せる確率が上がるため白熱しますよ!
ルールを工夫して遊べるのもトランプゲームの魅力ですよね!
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簡単な計算も?銀行(お金)
これは、トランプの数字によって金額が決められていて、それをやり取りするゲームです。
数やお金を分かり始めたお子さんと遊ぶと面白いですよ!
遊び方
トランプはジョーカー二枚を含む54枚使います。
トランプはよく混ぜて場に裏側にしてぐるぐるとばらまいておきます。
はじめプレーヤーはそのカードの山の好きなところからカードを5枚取ります。
これで準備完了です。
手札の金額は?
カードそれぞれに金額が設定されています。
ルールは?
まずはじゃんけんなどでカードを引く順番を決めます。
順番にカードが散らばる山から一枚カードを引きます。
そのカードの金額と同じ金額を他のプレーヤは払います。
これの繰り返しです。
「6」のカードを引いたら他のプレーヤーから、「2~9」のカードを一枚もらいます。
「J」のカードは500円なので、
- 同じ500円の「10~K」のカードで1枚もらう
- 「2~9」のカードで5枚もらう
- 「A」の1,000円のカードで貰いお釣りの500円を返す
の3通りの方法があります。
少し頭を使うでしょう?
こうやってカードのやり取りをしていきます。
払えないときはどうするの?
例えば、初期の5枚が【3、6、7、7、Q】だったとします。
総額、100+100+100+100+500+=900円
ですね。
そして最初のプレーヤが「A」を引いちゃった・・・1000円です!!
とまぁこんな状況もおきますよね?
その時はどうするのか?
ここはルールの設定によっていろいろなんですけど、払えない時点で負けという厳しいものもあります。(マイナスというものが理解できないと借金は難しいということで)
ただ最近のお子さんはゲームなどで「マイナス」というものが分かっていたりするので、借金システムを採用することも多いですね!
おすすめなのが、家ではトランプのほかにお菓子を使います。
- 飴一個 100円
- チョコ一個 500円
と言った感じです。
マイナスになったらその分のお菓子を置いておき、自分の番でカードを引いてお金がもらえたら返済するという独自ルールを作りました。
使うお菓子はその時に数があったお菓子です(笑)
勝敗は?
勝敗は伏せられたカードを全部捲った時点で一番お金を持っていた人が優勝です!
わかりやすいでしょ?
このゲームはお金のやり取り(お釣りや借金など)を簡略化して遊びながら感じ取れるものです。
意外と小さなお子さんですと、大人がお店で買い物をすること(支払いをすること)に憧れをもっていたりします。
ですのでこのゲームを目をキラキラさせながらやる子も多いんですよ!
実際に見た方が分かりやすいでしょう!遊び方を解説してくれている動画がありましたのでご紹介しますね。
駆け引きが面白い「ダウト」
こちらも手軽で面白いゲームです。
低学年からできるゲームですので、トランプ初心者にもお勧めですよ!
用意するもの
- トランプ52枚
- ジョーカー1~2枚
こちらもルールによりますが、【ジョーカー】は1枚だったり2枚だったりです。
プレーヤーは2~6人ほど
あまり多いとゲームの特性上、「ダウト」が多くなります。3,4人くらいがちょうど良いと思います。
遊び方
トランプをよくきり、プレーヤー全員にまんべんなく全部の札を配ります。
じゃんけんなどで、手札を出す順番を決めます。
「ダウト」はその名前通り相手の「嘘」を見抜くゲームです。
ゲームは順番通りに手札を
「1」 「2」 「3」 ・・・
と宣言しながら裏返しで中央の場に置いていきます。
そして手札を出したプレーヤー以外のプレーヤーがその宣言と出された札の数字が違うと思った時に「ダウト!」と宣言します!
宣言されたらその出された札を確認し、
- 宣言と出された札の数字が同じ場合・・・「ダウト」を宣言したプレーヤが場の札全部を引き取る。
- 宣言と出された札の数字が違う場合・・・違う札を出したプレーヤが場の札全部を引き取る
ということで手札を減らしていき、最初に手札がなくなったプレーヤが勝ちです!
嘘札を出すか?
宣言通りの札を出すか?
この辺が戦略ですね?
場の札が少ないうちに「ダウト」宣言を失敗して手札カードを少し増やしておくという戦略もあります!
ジョーカーの役割は?
ルールにもよりますが、万能カードとすることが多いです。
「ダウト」宣言をされて札を確認したときに【ジョーカー】だったら、「ダウト」失敗になります。
ルールによっては最後の手札を【ジョーカー】にすることを反則とする場合もあります。
この辺りはそれぞれで決めて良いですね!
変則ルール?
また、ルールによっては4枚までまとめてカードを出せるというものもあります。
同じ数字のカードは4枚あるわけです。
「ダウト」失敗して手持ちのカードが増えればダブりのカードも出てきます。その時にまとめて出してもOKということです。
しかも!
「【9】を3枚出します」 と3枚カードを出す時に正直に【9,9,9】と出しても良いですし、【9,3,2】とウソカードを混ぜても良いのです!
こうやっていらないカードを処分していく戦略もあります。
ただし、「ダウト」と見抜かれればまた手札が増えることに・・・。
そしてもちろん
「【6】を4枚出します」
という戦略もあります。
本当に4枚持っているのか?
他のプレーヤが【6】を持っていればすぐばれますよね?
でもすでに他のプレーヤーが山に嘘をついて【6】を出していたら・・・?
本当にあの人4枚持っているかもしれない・・・?
というようにより駆け引きが楽しめるようになりますね。
単純なゲームですが、案外駆け引きがあり楽しいですよ!
こちらも実際に見た方が分かりやすいですよね。
ダウトで遊んでいる動画を見つけました!
少し複雑で大人も熱くなるゲーム「ドボン」
このゲームは少しUNOに似ていますね。
基本はジョーカーを除く52枚のトランプで遊びます。
ページワンを複雑にしたゲームですね。
ドボンには公式ルールも存在するんです。
今回は簡略化したルールをご紹介しますね。
遊び方
まずはよくきったトランプからプレーヤーそれぞれに5枚ずつカードを配ります。
残ったカードは裏向きのまま中央に「山」としておきます。
その山の一番上のカードを捲って表向きに山の隣(場)に置きます。
これで準備完了です。
じゃんけんなどで最初のプレーヤを決めます。そこからは時計回りに手札からカードを一枚出します。
手札から出せるカードは?
手札から出せるのは、場に出されているカードと同じマークか数字のカードです。
出せるカードがない場合は、山から一枚カードを引きます。
その後出せるカードが無ければ次の人に順番がまわります。出せるカードを引いた場合は出せます。
特殊カードで妨害しよう!
特殊カードで妨害することができます。
【2】 次の人が2枚山からカードを引く。もし次の人が【2】のカードを持っていたらその次の人が山から4枚引く・・・と最高で4枚【2】のカードを出すことができる。4枚出された次の人が山から拾うのは、2×2×2×2=16枚となります。
勝敗は?
ドボンは勝ち方が特殊です。
【場に出された数字】と【手札の数字の合計】が同じ時、いつでも『ドボン』と言ってあがれます!
このとき手札をまとめて好きなカードを一番上にして場に出します。
そしてその数字を見て同じく『ドボン』が出来るプレーヤーが居たら「ドボン返し」成功です!
この場合、後から『ドボン』をしたプレーヤが勝ちで先に『ドボン』したプレーヤは負けになります。
例.
場のカードの数字 【J】
手札のカード 【3,7,A】=11
この状態だと『ドボン』成功です!
次の番の人がカードを出す前に宣言しましょう!
(場にカードが出されて3秒間は次の人がカードを出したとしても『ドボン』が有効です)
これも駆け引きが楽しめる大人も熱くなるゲームです!
まとめ
トランプは工夫次第で様々な遊びができる優れた玩具です!
今回は説明しませんでしたが、ポーカーやセブンブリッジ、ブラックジャックなど大人が本気で真剣にやるトランプゲーム(?)もありますよね?
自粛ムードの続く世間ですが、この機会にご家族でトランプゲームで家族団欒を過ごすのも良いと思いますよ!