先日の金曜ロードSHOWで、モンキー・パンチ氏追悼特番「ルパンvs複製人間」が放送されましたね!
そのメインキャラクターの「マモー」が2014年公開の「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」の最後にちらっと出てきています!
しかもセリフありですよ!
LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標とは?
2014年6月21日から6月27日までの一週間、「新宿バルト9」のみで上映された映画です。
1週間だけ、しかも映画館も一か所だけという限定的な上映という異例な方法でした!
(同年7月以降に全国主要都市の映画館で限定公開されました。)
東西に分断されている西ドロアと東ドロアは、7日前に西ドロアで発生した、東ドロアの歌姫クイーン=マルタ暗殺事件の影響で一触即発の状態になっていた。そんな中、コンビを組んだルパンと次元は、東ドロアからマランダ共和国に譲渡された秘宝「リトルコメット」を盗むため、東ドロアにあるマランダ共和国大使館に潜入する。首尾よく「リトルコメット」を盗んだルパンだったが、直後に東ドロア警察が大使館に駆け付け、ルパンと次元は街中に逃げ込む。しかし、そこで次元が狙撃され、続けてルパンも撃たれてしまう。
アジトに逃げ込んだルパンと次元は、摘出した弾丸がクイーン=マルタ暗殺に使用された弾丸と同じものだと気付き、次元は郊外の墓地に向かう。そこには次元の墓が用意されており、次元は狙撃手の正体が、ターゲットの墓を事前に用意するヤエル奥崎という殺し屋だと知る。次元は、自分がボディーガードをしていたクイーン=マルタの復讐を決意し、ヤエル奥崎のアジトに向かう。協力を拒まれたルパンは独自にヤエル奥崎のアジトを突き止め、アジトに到着していた次元と共に乗り込む。しかし、そこにヤエル奥崎の姿はなく、部屋のモニターには不二子の姿が写っていた。不二子は機密書類「カラミティファイル」を狙って潜入したクラブ・ロンドのオーナーに捕まっていた。助けに行こうとするルパンの前にヤエル奥崎が現れ、次元は一騎討ちを挑むが敗れてしまう。ルパンは次元を連れて埠頭に逃げ込むが、次元はヤエル奥崎に狙撃されてしまう。
オーナーに捕まった不二子はクラブ・ロンドで見世物にされるが、そこに現れたルパンに助け出され脱出する。ルパンは不二子が盗み出した「カラミティファイル」を見ると、そこにはクイーン=マルタや次元など、東ドロア政府がヤエル奥崎に命令した暗殺対象者のリストが書かれていた。ルパンが不二子を連れて墓地に向かうと、そこには新たにルパンと不二子の墓が用意されていた。
翌朝、海沿いのカフェに姿を現したルパンを遠方の塔から狙撃するヤエル奥崎だったが、銃弾は外れ、ヤエル奥崎は背後から狙撃される。ヤエル奥崎を狙撃したのは、射殺されたと偽装していた次元であり、ルパンはマイクを通してヤエル奥崎の狙撃トリックを暴く。次元は決着を着けるためヤエル奥崎の前に現れ、二人の決着を見届けるためにルパンも塔へと向かう。一騎討ちでヤエル奥崎を破った次元は、クイーン=マルタ暗殺に関する「カラミティファイル」の内容をマスコミにリークし、ルパンと共に東ドロアを後にする。 そして、薄灰色の肌にカールを巻いた頭髪の小柄な老紳士が世界各国が東ドロアへの軍事介入を決める内容のニュースを聞きながらそれを監視カメラの映像で見届けて「禁断の果実を口にしたな」という言葉を口にするのであった。それからしばらく経った雨の日、ヤエル奥崎が暗殺予告代わりに用意していたルパンと次元、そして不二子の墓標が銭形警部に発見され、それを見た銭形が「忙しくなりそうだ」と呟くシーンで物語は幕を下ろす。
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マモーが登場したのは
この「禁断の果実を口にした」というセリフの薄灰色の肌にカールを巻いた頭髪の小柄な老紳士が「マモー」です!
なぜ、1978年公開の「ルパンvs複製人間」のメインキャラクターの「マモー」が、2014年公開の「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」に出てきたのか?
「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」が「ルパン三世 PART1」よりも時間軸が前のエピソードですので、当然映画第1作目の「ルパンvs複製人間」よりも前の時代となります。
マモーは「世界の3分の1の富」を手中に収める大富豪ハワード・ロックウッドという企業の経営者です。
世界の3分の1の富と言う事であれば、当然世界か国の動き、ましてや国同士の不和や戦争行為などには目を光らせていて当然です。(戦争では莫大なお金が動きますからね)
今回の西ドロアと東ドロアは互いにもめていた方が、マモーにとっては都合が良かったのでしょう?
ですから、東西ドロアの人々の心をつなげようとした、クイーン=マルタは邪魔だった。だから東ドロア政府がヤエル奥崎に暗殺を命令したということでしょう。
ここに「マモー」も秘密裏に噛んでいたと言う事でしょうか?
その関係で事の成り行きを、ヤエル奥崎を通して見ていたのではないでしょうか?
そして、この後、マモーはルパンたちに関わってくる「ルパンvs複製人間」のエピソードにつながってくると言う事ではないでしょうか。
テンポよく進むストーリーとハードボイルドな雰囲気
次元大介とルパン三世がタッグを組んで挑んでいる。
もちろん我らが峰不二子もいろんな意味で大活躍ですよ!
当時の特報はこちら。
「ルパンvs複製人間」をみたので、続けて「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」を見るとまたより一層楽しめると思いますよ。
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