次元大介と言えばルパン三世の相棒。ほとんどの作戦に参加しルパンと共に行動をしていることが多いですよね？
二人の出会いはどうだったのか？
ルパン三世と次元大介の原作コミックでの出会いは？
原作、雑誌『漫画アクション』（双葉社）に掲載された順に、次元大介の役割を並べると、
- 「ルパン殺し」 （1967年10月12日号） 「次元刑事」役
- 「健在‥ルパン帝国」（1967年10月26日号） ルパンの幼馴染役
- 「王手飛車取り」 （1967年11月2日号） ルパンの相棒役
- 「魔術師」 （1967年11月9日号） ルパンの相棒役
となりますよ。
各話毎に役割が違うのは、モンキー・パンチ氏曰く、
当時は連載したばかりで、我武者羅に描いていた。
１話完結ものと考えていたので、主役のルパン三世以外は話毎に役割が変わっていたのですね。
次元大介がルパン三世と初めて会った話しは「次元刑事」としてです。
ですが、この”ルパン殺し”こと「次元刑事」は、なんとルパン三世の変装だったのです！！
ニセのルパンが出ていたため、ルパン三世が「次元刑事」に変装し、ニセルパンを退治するというエピソードです。
実際このときに次元大介が刑事として存在していたのかは分かりませんが、ルパン三世が作戦を立てるのに実在しない人間に変装すると言うことは無いでしょうから（相手を欺すためにも）この当時は次元大介は刑事だったと思われます。
次元大介とルパン三世は幼馴染みだった！？
「健在‥ルパン帝国」（1967年10月26日号）で、本物の次元大介が登場します！
ここで初めて、次元大介がルパン三世の幼馴染みだと判明します。
モンキー・パンチ氏は、当時一話完結で、各話の繋がりを意識していなかったと話されていたようですが、無理矢理勝手に繋がりを考えると、
「ルパン殺し」（1967年10月12日号）で、蔓延っていたニセルパンを退治するために、本物のルパン三世は”幼馴染み”の次元大介に変装をして作戦を決行したと言うことでしょうか？
その後は、次元大介はルパン三世の相棒役として描かれていくことになります。
幼馴染みという、気心の知れたポジションに次元を置いたことで、そのまま相棒とすることに決めたのでしょう。
もともと、モンキー・パンチ氏も、ルパン三世に相棒が必要だなと感じていたとのことです。
大抵のことは、勢いで描いていたと言うことですので、現在の大人気のルパン三世まで、次元大介の重要な役割、そしてファンから愛されるキャラクターになるとは当時は想いもよらなかった事でしょう！
当時の作品を電子書籍でも読めますよ。
他にも次元大介には、ヒミツの設定が！
ルパン三世の頼れる相棒であり、お茶目な仲間であり、クールでハードボイルドな早撃ちガンマンである、次元大介。
ヒミツの設定もありました。
次元大介には妹がいた！？
原作のルパン三世では、次元大介には妹がいることになっています！
「健在‥ルパン帝国」（1967年10月26日号）の中で明かされていますね。
出典：ルパン三世 第1巻より
「妹！！妹はキングに人質にされてるのよ･･･だからいやでもヤツの命令をきいているんだ」
一度は妹が人質にとられて、いいなりになっていた次元大介。
この後、無事に救出出来たのでしょうか？？
この話も、ルパン三世第1巻に収録されていますよ。
次元大介は歯医者が大嫌い！！
多才で、数多の重火器を自在に操り、強い次元大介ですが、1つ苦手な物があります。
それは、「歯医者が大嫌い」なんです！
『ルパン三世PARTⅣ(4期)』4話「我が手に拳銃を」では、
歯痛（おそらく虫歯？）に悩まされていた次元大介が町医者を訪ねるところからはじまります。
その町はギャングが仕切っていて、たまたま次元が入った病院にはそのギャングに痛めつけられた結果「生きる屍」となった者たちが多数収容されていた･･･
ストーリーはさておき、
↓
なんやかんや、すったもんだがあってギャングを倒す
↓
痛み止めを貰ってくる。 ← ！？
え～～と･･･
虫歯治そうよ･･･
以前のテレビスペシャル「炎の記憶 Tokyo Crisis」でも、次元は虫歯のために照準が定まらず前半は役に立たなかったですよね？？
後半で敵に殴られた拍子に虫歯が抜けて、痛みが無くなったので調子が戻りましたが･･･
命の危険よりも歯医者に行くのが嫌な、次元大先生でした！！（笑）
結局、歯医者には行かずに、殴られて抜歯に。
よっぽど嫌いなんですね！
現代日本では、麻酔も発達しましたし、全身麻酔で治療してくれる歯医者さんも出てきていますよ？
う～～ん、でも、全身麻酔では致命的な”隙”となるでしょうから、方々から命を狙われる次元では、とれない手段ですよね･･･。
きちんと治しておいた方が良いですけどね（笑）
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