IT技術者養成機関が学費無料で開設されました。
東京都に開設された「42」と呼ばれるIT技術者養成機関は、はじめにフランスで設立されこれまでにアメリカや韓国など世界16か国で開設されています。
どのような教育を行っているのか?
どうやって入学(?)できるのか?
調べてみました。
「42」とは?
この新しいタイプの教育機関はフランスで設立され、世界各国に広がってきているようです。
次世代のIT技術者を養成するために新しい手法で教育をしてくようですね。
所謂、通常の授業というものは行われず、自分たちで課題を解きながらプログラミング技術を学ぶという実践的な教育方法です。
設立されたのは7年前で、フランスで設立されました。
そして特徴的なのが、「学費が無料!」ということでしょうか!
18歳以上であればプログラミングの知識がない初心者でも選考を受けることが出来ます。
課題を調べたり、受講生同士で相談しながら解決していくことで、情報セキュリティやデータサイエンスなどの技術の習得を目指します。
詳しくは公式サイトがあります。
42 Tokyo(フォーティーツー)は、フランス発のエンジニア養成機関です。
「挑戦したいすべての人に質の高い教育を」を理念にシリコンバレーをはじめ、世界各国でエンジニア教育をおこなっています。
24時間利用可能な施設、学生同士で課題を克服するピアラーニング、学費完全無料など新しい仕組みで、社会で活躍するエンジニアを数多く輩出しています。42 Tokyo フランス発のエンジニア養成機関42 Tokyoは学費完全無料、24時間利用可能な施設、問題解決型学習など革新的な取り組みでエンジニアを育成する機関です。
画期的な特徴として、
- 経歴不問
- 24時間365日オープン
- 学費完全無料
というものがあります。
校舎が入っているビルのメンテナンス時間帯等で立ち入りが出来ない時以外は自由に使用できます。
そして学費が完全に無料というのが驚きですよね!?
学費が無料にできるのは?
「42TOKYO」が学費が完全無料にできるのは、協賛するメーカーや会社がその費用を持っているからです。
当校は42 Tokyoの理念に賛同する企業によって運営されており、入学金、授業料、教材費は一切かかりません。また卒業後のキャリアも自由に選ぶことが出来ます。
42 Tokyo フランス発のエンジニア養成機関42 Tokyoは学費完全無料、24時間利用可能な施設、問題解決型学習など革新的な取り組みでエンジニアを育成する機関です。
IODATAやGoogle Cloud、docomoやKirinや三菱重工など多岐にわたる企業がスポンサーになっているようです。
新しい人材の育成ということに各企業期待をもっているでしょう。
これだけの企業が共同で運営するという形を取っているので学費無料が実現されているのですね。
入学試験は?
では、「42TOKYO」に通うための入学試験はどのようになっているのでしょうか?
いくら学費が無料とは言え誰でもすぐに受講できるというわけにはいきません!
そこには超実践的な入試がありました!
WEB登録のあと、オンラインテストを受けます。
ご安心ください!経歴不問というだけありまして、オンラインテストではプログラミングのスキルは必要ないそうです。
オンラインテストに合格すると・・・本当の入学試験に挑戦できます。
「42」の入学試験は「Piscine(ピシン)」と呼ばれ、なんと4週間も続きます!!
しかも昼夜問わずです!
プログラミングはパソコンとインターネット環境があればとりあえずどこでもいつでも出来ます。
貴方のリズムに合わせてコードを書くことが出来ますよね?
そしてプログラミングや開発は非常に根気のいる作業であることは間違いありません。
その根気強く課題の解決に向かって邁進する姿勢というものを身に着けなければなりません。
ですので、このような一見過酷ともいえる入試があるのです。
この入試を潜り抜けて初めて優秀な技術者の入り口に立てるのです!
ですが決して孤独ではありません。受講仲間と時に協力して、切磋琢磨して技術を身に着けていくことになります。
Piscine(ピシン)は4週間続く42 Tokyoの入学試験です。
オンラインテストに合格した入学候補者は、42 Tokyoのキャンパスで4週間、全員がキャンパスに集まってPiscineを受験します。毎日を42 Tokyoで過ごし、同じ志を持つ候補者と協力しながらコーディングの課題をクリアしなければなりません。何度も何度も失敗し、それでもモチベーションと自らの意志を保ち続けながら、一生懸命もがき続けた者だけが、晴れて入学となります。
“Piscine”は、フランス語で“スイミングプール”の意味を持ちます。42 Tokyoというプールをもがきながら4週間泳ぎ切りましょう。42 Tokyoは入試から卒業までずっと、「学生同士で教え合う」ことで課題をクリアしていく機関です。Piscineも同じように、初心者も経験者もお互いに助け合いながら課題に取り組んでいきます。Piscineで出題される問題は、基礎的な内容から始まります。だからこそ、経験に関係なくテストに参加することができます。
42 Tokyo フランス発のエンジニア養成機関42 Tokyoは学費完全無料、24時間利用可能な施設、問題解決型学習など革新的な取り組みでエンジニアを育成する機関です。
次回の入学試験Piscineの日程は、
- 2020年8月3日(月)〜8月28日(金)
- 2020年9月7日(月)〜10月2日(金)
です。
初回の入学日は2020年6月22日でした。
カリキュラムは?
既に授業というものはないということは紹介しましたよ?
「42」は実践的な教育手法をとります。
IT技術者にとって必要な技能は、プログラムを書くコードだけではありません。
一人だけでプログラムの開発は出来ませんよね?
大抵の場合チームを組んで行うことの方が多いです。
だからこそ、コミュニケーション能力も大切なIT技術者の技能の一つです。
「42」では、課題をクリアするために受講者同士で議論したり協力・分担したり、そしてお互いに特異な分野毎に教えあったりしながら学んでいきます。
実際のプログラム開発現場と同じような環境にすることでより実践的に技術を身に着けていくようにします!
自分のペースで、チームのペースで学んでいくようになります。
基礎の課題がクリアできれば、その後は自分の好きな分野を学んでいくことが出来ます。
それこそ24時間365日オープンしているので、自分のペースで学ぶことが出来ます。
それこそ自分次第で技術が身についていくのです!
今までにない教育方針ですよね!
自分で自分を律することを学ぶ場から始めることにより、より開発の現場で役立てるような習慣をも身に着けさせるというものですね!
学生インタビューもありました!
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まとめ
学費無料は伊達じゃない!!
本気でIT技術者になりたい人向けの教育・養成機関でした!!
ITの現場は。課題や問題解決するまで根気強く、そしてチームと協力して解決していく必要がありますよね?
そのような精神面や考え方、自分の行動プランの立て方まで「自分で考えて自分で実行する」ということを学ぶことができるのが「42TOKYO」です!
自ら臨んで学ぶという積極的・自主的・超実践的な学びの場です。
入試方法やカリキュラムを見ていると、確かに「42」を卒業する頃にはかなりの技術とコミュニケーション技術が身についているだろうなと思います。
また、このような内容ですので本気になってIT技術を学びたい!IT技術者になりたい!と思う人じゃないと乗り越えられません!
第一線で実力を発揮するIT技術者を目指すなら「42TOKYO」は素晴らしい養成機関です!!