ノーベル化学賞を受賞されました吉野彰さん。
おめでとうございます!
吉野さんは、旭化成でリチウムイオン電池の基礎研究をされた事でノーベル化学賞を受賞されました!
こんな小さな電池で受賞出来るかな?
という事も話されていましたね!
リチウムイオン電池とは?
リチウムイオン電池と言われてどれくらいの人が分かるでしょうか?
よく分からなくても、貴方の目の前にあるんですよ!
貴方は今何を見ていますか?
そうです!「たま日記」
私のブログです!!
ようこそ!おいで下さいました!!
いつも見てくださって、ありがとうございます!
ではなくて‥…スマートフォンやタブレット、ノートパソコンに使用されているバッテリーが
「リチウムイオンバッテリー」
なんですよ!
そうなんです。
小型のポータブルなハイテク機器が発展したのは、
吉野彰さん
のおかげなんですよ!!
スマホが手放せないそこの貴方!!
その超便利なスマホが存在するのも、吉野さんが開発-研究しましたリチウムイオン電池があるからこそなんですよ!
吉野彰さんってどんな方?
奥様が曰く、
「あまりいっちゃダメかな?
家のいる時はゴロンゴロンしていますよ!
研究しているときの風貌とはギャップがあるそうです。
吉野彰さん「妻に『決まったぞ』と伝えたら、腰をぬかすほど驚いてた」「壁にぶちあたったとき、『なんとかなるわね』という柔らかさが必要だと思います」https://t.co/MdqnvApBdR#ノーベル化学賞#ノーベル賞
— 産経ニュース (@Sankei_news) October 9, 2019
とっても良い笑顔の方ですよね!
座右の銘は
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
だそうです。
それが謙虚さと言うか、柔らかさにつながっているのでしょうね!
研究をするに当たって必要な心構えは、
- 柔軟な発想や頭を持つこと。
- 執着心を持つこと。
だそうです。
柔軟に色々なところから取り入れ、固着した考えを持たない事。そして最後まで諦めずやり抜くという執着心を持つこと。
一見真逆の事のように見える、「柔軟さ」と「執着心」。
正しく使えば、一本筋の通った強固な道となるわけですね!
研究というのは、望む結果がいつも出るとは限りません。
何年も研究してきたことが、結果として有意義なものにならない事なんて沢山あります。
失敗をたくさんした中から成功が生まれてくるわけですね!
それを信じて突き進む執着心というのは中々持てるものではありません!
是非とも真似をしたいですね!
ユーモアのあるお茶目な人という位置めっもあるそうですよ。
会見を拝見していてもにじみ出る優しさというか、楽しさが伝わりますよね。
なんだか見ているだけで目頭が熱くなりましたよ!
【後輩「吉野彰さんはおちゃめでやんちゃ」】
新幹線の座席で初対面。吉野さんは社内で既に新型電池のカリスマ。緊張していると、現れた吉野さんは「ちょと待ってて」とすぐに席を離れ、缶ビール2本を手に戻ってきたそうです。https://t.co/hGZLYrJZ9v#ノーベル化学賞 #ノーベル賞— 産経ニュース (@Sankei_news) October 9, 2019
奥様との出会いはなんと!
大学の考古学同好会のサークルです!
化学の専門家なのに考古学?
と思いますが、吉野さん曰く、
「考古学と化学の組み立て方が似ている。」
と言うことです。
普通に考古学分野にも興味があったそうです。
化学(科学)目覚めた切欠は?
子供時代はごくごく普通の子だった様です。(本人曰く)
小学校の3年生や4年生のところに、担任の先生から
マイケルファラデーの
「ロウソクの科学」
という本を勧められたそうです。
ロウソクの科学改版 (角川文庫) [ マイケル・ファラデー ] 価格:572円 |
「ロウソクの科学」が教えてくれること 炎の輝きから科学の真髄に迫る、名講演と実験を図説で (サイエンス・アイ新書) [ マイケル・ファラデー ] 価格:1,100円 |
ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科 (角川つばさ文庫) [ ファラデー ] 価格:748円 |
電子書籍版もあるよ
ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科(角川つばさ文庫)【電子書籍】[ ファラデー ] 価格:374円 |
これが面白く、すっかり化学の面白さにハマった様です!
気になる本の内容は、
- ロウソクの芯はなんのためにあるのか?
- 炎はなぜ黄色いか?
- などなど
化学にハマった吉野少年は色々と試していたそうです。
昔のトイレは汲み取り式で、当然、ウォシュレットなんか無い時代です。
トイレにあった掃除用の塩酸に釘を入れて水素が発生している状態を観測したりしていた様ですよ!
飽くなき探究心と研究能力でリチウムイオン電池の基礎が創り上げられていたのですね!
ノーベル賞の予感はあったのか?
研究の成果が出た当時も、機器が小型化されポータブルになるという風潮はありました。
このリチウムイオン電池が世界を変えるかもしれないという予感は少しはあったとのことです。
2010年頃からノーベル賞の候補に挙がっていたそうで、その頃から意識は有ったそうです。
2017年などには、受賞を逃した時のコメントを求められていましたからね。
でも、リチウムイオンバッテリーですよ!!
本当に世界を変えたすばらしい技術です!
コレが無ければ、iPhoneもMac Bookも、もちろんAndroidのスマホも無かったわけですよ!
こんなに薄く、軽く出来たのはリチウムイオン電池のお陰なのです!
電気自動車が世の中を走れるようになったのもリチウムイオン電池のお陰です。
コレが無ければ鉛蓄電池で膨大な量と重さで電気自動車は実現不可能でした。(航続距離が短い)
すばらしい研究をして下さった吉野彰先生に!!
そして旭化成に乾杯!!