今やスマホで写真を撮る時代
高画質な写真が手軽に撮れるようになりましたね。
実際、コンパクトデジタルカメラの売上は下がり、各メーカーも新機種を作らなくなってきました。
センサーも小型化されスマホに搭載される程の大きさできれいな写真が撮れるのは驚きですね。
高倍率ズームが必要なければスマホで間に合ってしまいます。
そんな時代だからこそデジカメで写真を撮る楽しみを知ってもらいたいですね。
高倍率ズームもそうですが、写真を撮ることだけを突き詰めたデジタルカメラだからこそ撮れる写真というものもありますし、露出やシャッタースピードなどを工夫してより深い写真を撮るのも楽しいものです。
そんな中で過去において名機と呼ばれたコンパクトデジタルカメラをご紹介します。
正直現在では中古品しか手に入りませんが、状態の良い中古品ですとまだまだしっかりと動作しますよ。
そして新発売の当初から「デジカメを買ったはいいけど使わないなぁ・・・」という方も多いので案外状態の良い中古品が出てきます。
それでは早速『FUJIFILM』の名機をご紹介していきますね!
FUJIFILMのコンパクトデジタルカメラ
FUJIFILMはフィルムメーカーですし、カメラメーカーでもあありますので、当時から写真の写りに拘った製品を作っています。
撮像センサーも独自開発しており、「スーパーCCDハニカム」というセンサーを特殊な配列に並べることにより、人間の網膜と同様な写し方を目指していました。
そんな中で【名機】と呼ばれた機種があります。
そしてその【名機】は今でもヤフオクやメルカリでやり取りされていますよ。
たまにamazonのマーケットプレイスや楽天市場の中古品を扱うショップで販売されていますが割高ですね。
その分動作は保証されています。
オークションやメルカリですとジャンク扱いも多く動作に難があるものも少なくありません。
しかし、バッテリー(互換品など)を新しいものに変えることでほぼ正常に動作する掘り出し物もありますよ。
価格:1,738円 |
早速見ていきましょう。
Finepix F100fd
平成20年3月15日に発売された「Finepix F100fd」はFinePix誕生10周年記念モデルとして販売されました。
当時のセンサーは人間の目ほど”明るさ”を幅広く捉えることができませんでした。
人間の目では、日中の明るいところと影ができて暗いところを同時に見ても、影の部分が真黒に見えることは無く、それなりに影の中も見えますよね?
それがセンサーでは難しく、明るいところをきれいに写そうと調整すると影の部分は真っ黒になり、逆に影の中を写そうとすると、明るいところが明るくなりすぎて真っ白に写る(白飛び)ようになってしまいます。
そのことを初めて解決したのがこの「F100fd」でした。
当時の他社のコンパクトデジタルカメラの中でも群を抜いて画質が良く、操作も簡単でしたので【名機】と呼ばれなした。
ただ動画はあまり良くないのできたいしないでくださいね。
動画性能は今のスマホの方が断然上です。
当時のCMがこちら。
懐かしのエビちゃんですね!
CMのメイキング映像もありましたよ。
主な特徴
10周年記念モデルとしてかなり気合を入れて開発していました。
画素数も今のスマホには劣るでしょうが、L版や2L版でのプリントでもキレイですよ。
(1) ダイナミックレンジを従来の約4倍(*1)に大幅拡大。 ・ 新開発の「スーパーCCDハニカムVIII HR」と「リアルフォトエンジンIII」から成る「リアルフォトテクノロジー」により、ダイナミックレンジを従来比約4倍に大幅拡大。 ・ 晴天の屋外など明暗差が大きいシーンでは、ワイドダイナミックレンジで白とびを抑え、豊かな階調表現を実現し、目で見たままの色彩を再現。 ・ ワイドダイナミックレンジを生かして、撮影シーンに合った最適なレンジ幅の設定が可能。カメラが自動でシーンに最適なダイナミックレンジを設定する[AUTO]のほか、撮影の意図に合わせて[100%][200%][400%](*5)の3つのレンジ幅から自在に選択することが可能。
*5 200%設定時はISO200以上・400%設定時はISO400以上に自動的に設定されます。
(2) 新開発の広角28mm~140mm(*2)フジノン光学式5倍ズームレンズを搭載。 ・ 広角28mmで室内の集合写真、屋外の高い建築物や広がりのある風景の写真が撮影可能。 ・ 光学式5倍ズームでそのままの位置から遠くの被写体も拡大して撮影が可能。
(3) 有効画素数1200万画素、最高感度ISO12800(*4)の高感度・高画質。 ・ 新開発有効画素数1200万画素の「スーパーCCDハニカムVIII HR」を搭載、最高感度ISO12800を実現。フル画素(1200万画素)設定でもISO3200の高画質・高感度撮影が可能。また、独自の画像処理エンジン「リアルフォトエンジンIII」により、ノイズを徹底的に低減し、高感度時でもなめらかな画質を実現。 ・ シーンに最適な発光量と感度を自動調整する「iフラッシュ」を搭載。フラッシュを使った場面でも、人物は白とびを抑えくっきり明るく、背景も見たままに美しく撮影可能。
(4) 「手ブレ補正機能(CCDシフト式)」搭載。 ・ フジノン製の業務用レンズや双眼鏡で培った手ブレ補正技術により、小型で高性能な手ブレ補正ユニットを開発。 ・ 高感度との相乗効果により、被写体が動くことで発生する被写体ブレを抑えるとともに、ブレやすく撮影が難しかった室内や夜景などの暗いシーンでも、手持ち撮影が可能。
(5) さらに進化した顔検出機能「顔キレイナビ」搭載。 ・ 世界最速の0.036秒での検出速度を実現したほか、従来の顔検出機能「顔キレイナビ」から検出範囲をさらに拡大し、「正面の顔」「横顔」や「斜め顔」だけでなく、「上下逆向きの顔」を含めた検出が360°可能。 ・ 検出された人物の顔にピントを合わせ、さらに検出された顔の露出とホワイトバランスを調整し、人物をキレイに撮影。 ・ 独自の超高画質デジタル画像処理ソフトウエア「Image Intelligence™」に基づいた「自動赤目補正機能」を高速化。自動で高精度な赤目補正を実現。 ・ 顔部分の拡大表示によるピント確認や、人物の顔を中心としたスライドショー、トリミング、画像回転などが可能。
(6) 撮影・再生がもっと楽しく、便利になる機能が満載。 ・ 画像再生において約10コマ/秒のスピーディーな表示が可能。画像閲覧がスムーズで便利。 ・ 一度に100コマの画像を液晶モニター上に一覧表示できる「マイクロサムネイル」機能を採用。 ・ 独自の画像処理技術「ダブルノイズリダクション」を応用した「美肌モード」を搭載。人の肌をなめらかなイメージで撮影することが可能。 ・ 見やすい大画面2.7型約23万ドットの液晶モニターを搭載。 ・ 高速赤外線通信機能(IrSimple™/IrSS™(*6))に対応。この機能を搭載した「FinePix」シリーズ(*7)やその他電子機器(携帯電話、大型液晶テレビ)(*7)をはじめ、FinePix Printer(QS70/QS-7)やデジカメプリントサービス機「プリンチャオEx」(*8)にも画像送信が可能。 ・ カメラ内でブログ用にリサイズして、画像を高速赤外線通信機能(IrSimple™)対応の携帯電話に転送ができる「ブログモード」搭載。 ・ xD-ピクチャーカードとSDメモリーカード/SDHCメモリーカードに対応するデュアルスロットを搭載。 ・ 高感度2枚撮り・水中・花火・ビーチ・スノー・夕焼け・美術館・パーティー・花の接写・文字の撮影モードなど16種類のシーンポジションを搭載。 出典:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0178.html
主な仕様
主な仕様はこちらです。
型番 FinePix F100fd 有効画素数 1,200万画素 撮像素子 1/1.6型 スーパーCCDハニカム HR 原色フィルター採用記録メディア 内蔵メモリー(約57MB)/xD-ピクチャーカード(16MB~2GB)/SDメモリーカード/SDHCメモリーカード(*1) 記録方式静止画 DCF(*2)準拠 圧縮:Exif Ver.2.2 JPEG準拠/DPOF(*3)対応動画 DCF(*2)準拠(AVI形式、Motion JPEG)音声 WAVE形式、モノラル記録画素数 4000×3000ピクセル/4224×2816ピクセル<3:2>/2848×2136ピクセル/2048×1536ピクセル/1600×1200ピクセル/640×480ピクセル レンズ名称 フジノン光学式5倍ズームレンズ焦点距離 f=6.4mm~32mm (35mmフイルム換算:28mm~140mm相当)開放F値 F3.3(広角)~F5.1(望遠)デジタルズーム 最大約8.2倍(光学5倍と併用して最大約41倍)絞り F3.3/F9(広角)
F5.1/F14(望遠)
※NDフィルター併用撮影可能範囲 標準
:
[広角]約45cm~∞
/[望遠]約80cm~∞
マクロ
:
[広角]約5cm~80cm
/[望遠]約50cm~100cm撮影感度(*4) AUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200/6400/12800(標準出力感度)
(ISO6400、ISO12800は最大記録画素数300万画素)測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ露出制御 プログラムAE シーンポジション ナチュラルフォト/高感度2枚撮り/人物/美肌/風景/スポーツ/夜景/花火/夕焼け/スノー/ビーチ/水中/パーティー/美術館/花の接写/文字の撮影ビーチ/スポーツ/花火ブレ防止機能(モード) ブレ防止モード(CCDシフト式)露出補正 -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップシャッタースピード(*5) 1/4秒~ 1/1500秒(AUTO時)
8秒~1/1500秒(全モードあわせて)
(メカニカルシャッター併用) 連写連写 最短約1.7コマ/秒間隔で連続3コマまで
高速連写:最短約5コマ/秒間隔で連続12コマまで(記録画素数300万画素)サイクル連写 最短約1.7コマ/秒間隔でシャッターボタンを離した直前の3コマまで
高速サイクル連写
:
最短約5コマ/秒間隔でシャッターボタンを離した直前の12コマまで
(記録画素数 300万画素)その他の連写 エンドレス連写(内蔵メモリーまたは記録メディア容量までの連続撮影) フォーカスモード シングルAF/コンティニュアスAFAF方式 TTLコントラストAF、AF補助光付きAFフレーム選択 センター固定AF/オートエリアAFホワイトバランス シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球)/カスタムセルフタイマー 約10秒/約2秒 フラッシュ CCD調光によるオートフラッシュ
撮影可能範囲(感度AUTO時) [広角]約60cm~4.3m [望遠]約60cm~2.8m [マクロ]約30cm~80cmフラッシュ発光モード 赤目補正OFF時
:
オート/強制発光/発光禁止/スローシンクロ
赤目補正ON時
:
赤目軽減オート/赤目軽減強制発光/発光禁止/赤目軽減スローシンクロ液晶モニター 2.7型 アモルファスシリコンTFTカラー液晶モニター 約23万ドット(視野率約100%)動画 640×480ピクセル/320×240ピクセル、30フレーム/秒、音声付き(モノラル)
撮影中のズームはできません。撮影時機能 ダイナミックレンジAUTO、100%、200%、400%、顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、パフォーマンス、ベストフレーミング、コマNo.メモリー再生時機能 能顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、トリミング、画像回転、スライドショー、マルチ再生(マイクロサムネイル機能付き)、日付再生、ボイスメモ、赤外線通信機能、ブログモード赤外線通信機能 対応規格 IrSimple™、IrSS™/FIR通信対象機器 IrSimple™、IrSS™対応機器その他の機能 PictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、世界時計(時差設定)、ファインピックス フォトモード、マナーモード、xD/SDデュアルスロット 入出力端子ビデオ出力 NTSC/PAL方式(モノラル音声付き)デジタル入出力 USB2.0 High-speed電源 充電式バッテリー NP-50(付属)、
専用DCカプラー CP-50 およびACパワーアダプター AC-5VXの併用(別売) 寸法・質量本体外形寸法 (幅)97.7mm×(高さ)58.9mm×(奥行き)23.4mm(突起部含まず)本体質量 約170g(バッテリー、メモリーカード含まず)撮影時質量 約190g(付属バッテリー、メモリーカード含む)電池寿命(CIPA規格(*6) ) 約230枚 動作環境温度 0℃~40℃ 湿度 80%以下(結露しないこと)付属品 ・充電式バッテリー NP-50 ・バッテリーチャージャー BC-50 ・ストラップ ・専用A/Vケーブル
・専用USBケーブル ・CD-ROM画像ビュアーソフトなど ・使用説明書 ・保証書一式出典:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0178b.html
FINEPIX F200EXR
「FINEPIX F100fd」の後継機です。
大幅に性能をアップさせて登場しました。
外観のデザインはF100fdとほぼ似ています。
ただし中身は大幅に変更され、特に撮像センサーが一新されました。
人間の眼のメカニズムに近づけた「スーパーCCDハニカム EXR」センサーで夜景や室内などの暗い場所での写真撮影に強くなりました。
この後に続く機能で「EXR AUTO」を確立した機種ですね。
光学5倍ズームも搭載されておりマクロ撮影もきれいですね。
個人的には花などの鮮やかな被写体をマクロで撮影するのが好きですね。
複雑な色味を再現してくれますよ。
CMは柴咲コウさんでした♪
「すべての美しさを過去にする」がキャッチコピーでしたね。
CMメイキングはこちら。
F200EXRは未だにファンが居まして最近でもYoutubeでレビューが出ています。
さすが【名機】!
2021年にもレビューが出るほどの【名機】です!
とても良い写真が撮れるので今も人気の機種ですよ。
状態の良い中古が有れば買いですね!
主な特徴
(1) 新開発「スーパーCCDハニカム EXR」を初搭載!
[1] シーンに応じて最適な条件で撮影する3つの撮像方式。
- 「高感度・低ノイズ優先」 : 最高感度ISO1600で、従来以上にノイズを抑えながら解像感を損なわない、クリアな高感度画像を実現。室内や夜景などの光量が足りないシーンもきれいに撮影。
- 「ダイナミックレンジ優先」 : 明暗差が大きい屋外のシーンでも、白とびや黒つぶれを抑制し、高い再現力を発揮。
- 「高解像度優先」 : 有効画素数1200万画素をフルに活用した高解像度を実現。木々の葉や人物の髪の毛など、より微細な表現が可能。
[2] 3つの撮像方式を切り替える新機能「EXR AUTO/EXR 優先モード」。
【EXR AUTO】
- カメラを被写体に向けるだけで、「人物」「風景」「夜景」「マクロ」「逆光&人物」「夜景&人物」の6つのシーンを自動的に認識し、シーンに合った最適な撮影条件に設定。
- さらに、CCDの撮像方式を「高感度・低ノイズ優先」/「ダイナミックレンジ優先」/「高解像度優先」の中から自動で設定し、それぞれのシーンに最適な画質で撮影可能。
【EXR 優先モード】
- 3つの撮像方式から、撮りたいイメージに合わせた設定に手動で切り替え可能。「ダイナミックレンジ優先」選択時には、最大800%まで設定可能。
(2) 富士フイルム独自の技術を生かした5種類の「フィルムシミュレーション」を搭載
- 最適なフィルムを選ぶ感覚で色彩や階調を表現意図に合わせて選べる「フィルムシミュレーション」搭載。リバーサルフィルムのような色再現を楽しむことができ、ダイナミックで色鮮やかな表現が可能。
【フィルムシミュレーション】
「PROVIA/スタンダード」 : ナチュラルなトーンの色再現。幅広い被写体で活用できる。
「Velvia/ビビッド」 : 風景やネイチャーフォトで、色鮮やかな色再現ができる。
「ASTIA/ソフト」 : つながりのよい階調が得られ、ソフトなトーンに描写できる。
「B&W(Black&White)」 :階調豊かなモノクロ撮影が楽しめる。
「セピア」 : 温かみのある、やわらかなセピア調に撮影できる。
(3) マクロ撮影時も自然な明るさが得られる、進化した「スーパーiフラッシュ」
- 新開発の発光制御技術を採用。特に暗いシーンでのマクロ撮影で、被写体の白とびを防ぎ、背景は明るく、目で見たままの自然で明るい画像が得られる。
(4) 撮影・再生をサポートする、充実の機能が満載
- 高画素1200万画素と最高感度ISO12800、広角28mmからのフジノン光学式5倍ズームレンズ搭載。
- 「フルマニュアルモード」搭載。被写界深度を自在にコントロールできる[A・絞り優先]をはじめ、シャッタースピードや感度などを調節できる、本格的なマニュアルモードを搭載。
- 「フルHD出力」機能を新搭載。ハイビジョンテレビで高解像度の画像閲覧が可能。
- 見やすい大画面3.0型約23万ドットの液晶モニター。
- 日付ごとに記録画像を見やすく表示できる「日付別再生」や、一度に100コマの画像を液晶モニター上に一覧表示できる「マイクロサムネイル」機能。
- 記録した画像を10コマ/秒で表示する高速再生機能。
- 一度シャッターを押すだけでノンフラッシュとiフラッシュ撮影の2枚を連続して撮影する「高感度2枚撮り機能」。
- xD-ピクチャーカードとSDメモリーカード/SDHCメモリーカードに対応するデュアルスロット。
出典:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0252.html
主な仕様
主な仕様はこちらです。
型番 FinePix F200EXR 有効画素数 1200万画素 撮像素子 1/1.6型 スーパーCCDハニカム EXR記録メディア 内蔵メモリー(約48MB)/xD-ピクチャーカード(16MB~2GB)/SDメモリカード/SDHCメモリーカード(*2) 記録方式静止画 DCF(*3)準拠 圧縮:Exif Ver.2.2 JPEG準拠/DPOF(*4)対応動画 DCF(*3)準拠(AVI形式、Motion JPEG)音声 WAVE形式、モノラル記録画素数 L: 4:3 4000×3000 L: 3:2 4000×2664 L: 16:9 4000×2248
M: 4:3 2816×2112 M :3:2 2816×1864 M :16:9 2816×1584
S: 4:3 2048×1536 S :3:2 2048×1360 S :16:9 1920×1080 レンズ名称 フジノン光学式5倍ズームレンズ焦点距離 f=6.4mm~32mm (35mmフィルム換算:28mm~140mm相当)開放F値 F3.3(W)~F5.1(T)デジタルズーム 最大約4.4倍 (光学5倍と併用して最大約22倍)絞り F3.3/F9(W)、 F5.1/F14(T)、(NDフィルター併用)撮影可能範囲
(レンズの先端から) 標準 : [広角]約45cm~∞/[望遠]約80cm~∞
マクロ : [広角]約5cm~80cm/[望遠]約50cm~1.0m撮影感度(*5) AUTO、ISO 100/200/400/800/1600/3200/6400/12800(標準出力感度)(*5)
(ISO 6400は最大記録画素数600万画素、ISO 12800は最大記録画素数300万画素)測光方式 TTL256分割測光 マルチ/スポット/アベレージ露出制御 プログラムAE/絞り優先AE/マニュアルシーンポジション ナチュラルフォト/高感度2枚撮り/人物/美肌/風景/スポーツ/夜景/夜景(三脚)/花火/夕焼け/スノー/ビーチ/水中/パーティー/美術館/花の接写/文字の撮影ブレ防止機能 ブレ防止モード(CCDシフト式)露出補正 -2.0EV~+2.0EV 1/3EVステップシャッタースピード(*6) 1/4秒~1/1500秒(AUTO時)
8秒~1/1500秒(全モードあわせて) メカニカルシャッター併用 連写連写 約1.4コマ/秒で、連続3コマまで
高速連写 : 最短約5コマ/秒 連続12コマまで(最大記録画素数「S」)サイクル連写 最短約1.4コマ/秒で、シャッターを離した直前の3コマまで
高速サイクル連写 : 最短5コマ/秒で、シャッターボタンを離した直前の12コマ(最大記録画素数「S」)その他の連写 エンドレス連写(内蔵メモリーまたは記録メディア容量までの連続撮影) フォーカスモード シングルAF/コンティニュアスAFAF方式 TTLコントラストAF、AF補助光付きAFフレーム選択 センター固定AF/オートエリアAFホワイトバランス シーン自動認識オート/プリセット(晴天/日陰/昼光色蛍光灯/昼白色蛍光灯/白色蛍光灯/電球/水中)/カスタムセルフタイマー 約10秒/約2秒 フラッシュ CCD調光によるオートフラッシュ
撮影可能範囲(感度AUTO時)
[広角]約60cm~4.3m [望遠]約60cm~2.8m [マクロ]約30cm~80cmフラッシュ発光モード 赤目補正OFF時:オート/強制発光/発光禁止/スローシンクロ
赤目補正ON時:赤目軽減オート/赤目軽減+強制発光/発光禁止/赤目軽減+スローシンクロ液晶モニター 3.0型 TFTカラー液晶モニター 約23万ドット (視野率 約100%)動画 640×480ピクセル/320×240ピクセル、30フレーム/秒、音声付き(モノラル)
最長で標準記録時間まで連続記録可撮影時機能 EXRモード(EXRオート、高解像度優先、ダイナミックレンジ優先、高感度低ノイズ優先)、ダイナミックレンジ、顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、パフォーマンス、フレーミングガイド、コマNo.メモリー、フィルムシミュレーション再生時機能 顔キレイナビ機能(自動赤目補正機能付き)、画像回転、マルチ再生(マイクロサムネイル機能付き)、スライドショー、ボイスメモ、トリミング、リサイズ、日付別再生その他の機能 PictBridge対応、Exif Print対応、PRINT Image Matching II対応、言語設定(日/英)、世界時計(時差設定)、マナーモード、xD/SDデュアルスロット 入出力端子ビデオ出力 NTSC/PAL方式(モノラル音声付き)デジタル入出力 USB2.0 High-speedHD出力 アナログコンポーネント/アナログD端子(D3以上)
またはデジタルカメラ用D端子接続用コンポーネントビデオケーブル HDD-1(別売)を使用電源 充電式バッテリー NP-50(リチウムイオンタイプ)(付属)、専用DCカプラー CP-50(別売) および 専用ACパワーアダプター AC-5VX(別売)を使用 寸法・質量本体外形寸法 (幅)97.7mm×(高さ)58.9mm×(奥行き)23.4mm (突起部含まず)本体質量 約175g(バッテリー、メモリーカード含まず)撮影時質量 約194g(付属バッテリー、メモリーカード含む)電池寿命(CIPA規格(*7)) 約230枚 動作環境温度 0℃~40℃ 湿度 80%以下(結露しないこと)付属品 ・充電式バッテリー NP-50 ・バッテリーチャージャー BC-45W ・ストラップ ・専用USB・A/Vケーブル ・CD-ROM(画像ビュアーソフトなど) ・使用説明書、保証書一式出典:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0252.html
FUJIFILM F600EXR
「F200EXR」の後にはいくつか新機種が販売されましたが、画質の評判はあまり良いものでは無かったですね。
当時は高画質よりも高倍率のほうが市場が求めていましたので画質はそこそこでとなっていました。
お子さんの運動会や発表会などの撮影をするには10倍以上の光学ズームがあると便利でしたからね。
それに高画質な性能までプラスすると販売価格が大幅に高くなってしまったのでしょう。
ですのでしばらくは倍率重視となりました。
そのためにこの「F600EXR」までは【名機】と呼ばれるカメラが出てきませんでした。
ですが、この「F600EXR」よりも上でご紹介した「F200EXR」の方が後々にも【名機】として語りう継がれることになります。
またこの「F600EXR」以降の「F800EXR」や「F900EXR」も評判は良かったですね。
GPS機能も強化され、またEXRオートで自動認識する撮影条件も99パターンと増え、簡単にきれいな写真が撮れるように設計されています。
動画撮影もキレイになり、記録として撮るには十分なものとなりましたよ。
裏面照射CMOSセンサーですので夜景にも強くなりました。
CMは本木雅弘さんが出演されていたようですがYoutubeでは見つかりませんでした。
後継機のF770EXRのCMは見つかりましたよ。
カメラのキタムラの紹介動画がありました。
手ブレ補正もしっかり効いて動画撮影も楽しくなりましたね。
主な特徴
- (1) 広角24mmからの光学式15倍ズームに加え、新開発の「超解像ズーム」で30倍までくっきり美しく
- 雄大な風景から遠くの被写体まで、幅広い場面で活躍する光学15倍(360mm)のワイドズームレンズに、最適な画像処理を行う新開発の「超解像技術」を組み合わせて、さらに2倍の30倍ズーム時まで高い解像感を実現した写真を撮影できる「超解像ズーム」を搭載。従来のデジタルズームではぼやけてしまっていた輪郭部をくっきり美しく表現することが可能です。
<富士フイルムの超解像技術について>
1枚の画像で、全体に同じ処理を加えるのではなく、輝度の変化の少ない部分と、被写体の輪郭など変化の大きい部分を抽出し、それぞれに最適な画像処理を実行する技術。これによりエッジ部を強調しながら、自然でなめらかな階調を両立し、画像劣化しやすいデジタルズーム時にも高い解像感を実現しました。
- (2) 1600万画素「EXR CMOSセンサー」と「EXRプロセッサー」で、高画質を実現
- 人間の眼が明るさによって解像力や感度を変化させるメカニズムに着目し、シーンに合わせて1つのセンサーで3つの撮像方式(高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)を切り替えて撮影できる当社独自のEXR技術と、高感度な裏面照射型CMOSセンサーを融合させた、「EXR CMOSセンサー」を搭載。
- 「高感度・低ノイズ優先」では、ノイズ量を最大約1/8(*2)に抑えたクリアでキレイな高感度画質を実現し、夜景や光量が足りない室内での高感度撮影に威力を発揮。「ダイナミックレンジ優先」では、ダイナミックレンジ1600%(*3)で、白飛びと黒つぶれを防いだ階調豊かな写真が、「高解像度優先」では、クラス最高レベルの1600万画素をフルに使い、風景や人物の微細な情報まで再現した写真が得られます。
*2 1600万画素以上、1/2型・1/2.3型のCCDを搭載した当社デジタルカメラとの比較。「インテリジェントブレ防止」併用時での撮影において。
*3 ワイドダイナミックレンジ機能非搭載の当社機種に対して。
- (3) 進化した「プレミアムEXR AUTO」搭載!99パターンの撮影条件から最適なものをカメラが自動で判断
- 夕焼け、青空、緑、ビーチ、スノーなどのシーン認識、人物の有無と逆光の判断に加えて、新たに被写体の動きの有無を検出。その上で「EXR CMOSセンサー」を最適な撮像方式に自動で切り替え、前機種(FinePix F550EXR)の49パターンからさらに増えた全99パターンの撮影条件の組み合わせで、あらゆるシーンを最高の画質でとらえることができます。
- 高感度で4枚の画像を連写し、高度な画像処理技術により重ね合わせることで、ブレを補正する「インテリジェントブレ防止」モード。光が足りない夜景やブレやすいズーム時などで、手持ちでも手ブレ・ノイズのない美しい画像が撮影可能。
- (4) GPS機能がさらに進化!周辺の撮影スポット情報が画面に表示される世界初(*1)「ARランドマークナビ機能」搭載
- 位置情報(緯度・経度など)を画像に記録できることに加えて、新搭載の「ARランドマークナビモード」に設定すると、カメラを向けた方向にある周辺のランドマークの情報が画面上に表示され、現在地からその地点の方向・距離を簡単に確認できます。カメラを垂直に持つと、カメラを向けた方向にあるランドマークのアイコンが、AR(拡張現実感)を利用して、方角や距離情報とともに実写映像の上に重ねて表示されます。カメラのレンズを下に向けて水平に持つと、レーダーチャート表示に切り替わり、半径1500mまでの全方位の情報を見ることが可能。世界の都市など約100万件の位置情報の中から付近の撮影スポットを簡単に探すことができ、あなたの旅をサポート!
- 撮影後にはランドマークや都市名での画像検索ができるほか、位置情報を記録した画像をパソコン(*4)に取り込めば、グーグルマップに撮影画像を表示させ、旅のルートを表示・記録することが可能。旅の楽しさが広がります。
*4 インターネットへの接続および富士フイルムの画像ビュアーソフトウエア「MyFinePix Studio」のインストールが必要です。
出典:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0538.html
主な仕様
型番 FinePix F600EXR 有効画素数 1600万画素 撮像素子 1/2型 EXR CMOS 原色フィルター採用記録メディア 内蔵メモリー(約33MB)
SDメモリーカード/SDHCメモリーカード/SDXCメモリーカード(UHS-I対応) レンズ名称 フジノン光学式15倍ズームレンズ焦点距離 f=4.4mm~66mm (35mmフィルム換算 : 24mm~360mm相当)開放F値 F3.5 (広角)~F5.3 (望遠)レンズ構成 10群12枚 (非球面3枚)デジタルズーム EXR Autoモード 超解像ズーム 最大約2倍 (光学15倍と併用して最大約30倍)
EXR Autoモード以外 超解像ズーム 最大約3.4倍 (光学15倍と併用して最大約51倍)絞り F3.5/F7.1/F10(広角)、F5.3/F10/F16(望遠) NDフィルター併用撮影可能範囲 (レンズの先端から) 標準 : [広角]約45cm~∞、 [望遠]約2.5m~∞
マクロ : [広角]約5cm~3.0m、 [望遠]約1.2m~3.0m撮影感度(*6) AUTO、ISO100/200/400/800/1600/3200/6400*/12800* (標準出力感度)
* ISO6400は画像サイズ[M][S]、ISO12800は画像サイズ[S]で設定される画素数となります。ブレ補正 光学式 (CMOSシフト方式)液晶モニター 3.0型 TFTカラー液晶モニター 約46万ドット (視野率 約100%)動画 1920×1080ピクセル/1280×720ピクセル/640×480ピクセル 30フレーム/秒
音声付き(ステレオ) 動画撮影中の光学ズーム可能赤外線通信機能 IrSimple™/IrSS™ (日本仕向けのみ)電源 充電式バッテリー NP-50 (リチウムイオンタイプ)(付属)
専用DCカプラー CP-50(別売)とACパワーアダプターAC-5VX(別売)を併用寸法・質量 (幅)103.5mm×(高さ)62.5mm×(奥行き)32.6mm
約220g (付属バッテリー、メモリーカード含む)
約201g (バッテリー、メモリーカード含まず)標準撮影枚数(*7) 約300枚 (AUTOモード時)付属品 充電式バッテリー NP-50、バッテリーチャージャー BC-45W、ストラップ、専用AVケーブル、専用USBケーブル、CD-ROM(画像ビュアーソフト、RAW現像ソフトなど)(*8)、使用説明書、保証書一式出典:
まとめ
今回ご紹介したデジカメはカメラにおまかせでもきれいに撮れますが、機能として自分でシャッタースピードなどを設定してより趣味性の高い写真を撮ることができる様なカメラです。
その中でも未だに名機と名高い機種をご紹介しました。
現在ではミラーレス一眼レフカメラなどのより写真を専門的に撮影される方、もしくは趣味でこだわる方向けのカメラのラインナップしかありません。
富士フイルム FUJIFILM X-T30-CS ミラーレス一眼カメラ XC15-45mmレンズキット チャコールシルバー FXT30LK1545CS [ズームレンズ][FXT30LK1545CS] 価格:104,800円 |
一般の人はスマホのカメラで十分ですし、最近ではプリントしてアルバムにする人も減っているのでカメラ好きとしてはちょっと寂しいですね。
後は防水・防塵カメラが現行機種としてありますよ。
価格:24,980円 |
過去の名機はメルカリ・オークションで掘り出し物を見つけたら「買い」かもしれませんよ?
安いと1,000円前後で購入できる場合があります。
状態が良いものですと5,000円前後が多いでしょうか。
コンパクトデジカメとはいえ5倍からの光学ズームが搭載されているのでスマホよりもその点が扱いやすいと思います。
猫や鳥などなかなか近づけない被写体を撮影する時に光学ズームは便利ですよ!
もちろんお子さんの運動会や発表会など近づけないシーンでの撮影にはもってこいです。
その場合は光学アウーム10倍以上のものを選ぶと良いですよ。