昨今、様々な健康情報番組でも注目の「きのこ」!
とくに現代人の悩みとなっているのは
「内臓脂肪」
これがなかなか落ちないんですよね!
比較的、運動などで落ちやすいと言われるのが「内臓脂肪」。
こちらは非常用のエネルギー源として蓄えられているものなので、燃焼させやすいというのはわかりやすいですが・・・
「内臓脂肪」はなぜつくのでしょうか?
内臓脂肪は、お腹の中にある腸間膜(ちょうかんまく)という腸を固定する膜に貯まります。
そのため、内臓脂肪が過剰に蓄積するとお腹がぽっこりと出っ張った肥満体型になりますよ。
一度に多量の糖質などのエネルギーになる栄養を摂ると、当然体内で使われず余りますよね?
その余った分を”捨てるのはもったいない”からと脂肪として蓄えてしまった結果が、「内臓脂肪」であり「皮下脂肪」です・・・勿体ないから・・・
嫌われるている「脂肪細胞」ですが、単なる邪魔者ではないのです。
もちろん余った余分なエネルギーを一時蓄えておけるタンクの役割もあるのですが、
他にも、さまざまな人間の生体維持にかかわる物質(アディポサイトカイン)を合成・分泌し、血液中の糖質や脂質、あるいは血圧のコントロールなどに大きな影響を与えていることがわかってきたのです。
で・す・が!!
少々余分に内臓脂肪がついているヒトが多いですね!
脂肪細胞から分泌される「アディポネクチン」という物質には、脂肪を燃焼させたり、動脈硬化を予防する働きがあります。
ですが、脂肪細胞が多くなってくると「アディポネクチン」の分泌が減ってくると言う特徴があります。
やっかいですね!
エノキタケに含まれるエノキタケリノール酸が凄い!
もともと、「キノコキトサン」などの食物繊維が多いエノキタケ。
それだけでも脂質の吸収を抑えて、太りにくくする作用があるだろうと言うことは言われてきました。
エノキタケリノール酸を発見!
しかし、ヒトに対する試験を複数回行っていたが、どうにもエノキタケに含まれる食物繊維やキノコキトサンの量では、考えにくい位の内臓脂肪率の低下が試験結果として出ていたようです。
そこで他にも、なにか内臓脂肪率を低下させる要因がエノキタケに含まれているのではないかと、研究した結果見つけられたのが、
「エノキタケリノール酸」
という脂肪酸の複合体です!
エノキタケリノール酸とは?
この「エノキタケリノール酸」は、4種類の脂肪酸、
- リノール酸
- α-リノレン酸
- ペンタデカン酸
- パルチミン酸
が比率95:2:2:1の割合で構成されています。
さらに、「エノキタケリノール酸」の内臓脂肪減少作用の機序の一つとして、βアドレナリン受容体刺激を介した脂肪分解促進作用が寄与している可能性が実験から認められました!
この4つの脂肪酸の割合が大切なことも研究により明らかになっています。
エノキタケリノール酸で内臓脂肪が減る!?
マウスを使った実験でも「エノキタケリノール酸」の有効性が確認されています。
既に報告されているエノキタケ抽出物のヒト介入試験と同様に、エノキタケリノール酸についても内臓脂肪を減少させる効果が有ることを示した実験
肥満・II型糖尿病マウス(TSODマウス)の1か月の経口投与実験において、エノキタケ抽出物および、それから抽出されたエノキタケリノール酸は、内臓脂肪、血中総コレステロール、中性脂肪を減少させることが明確になった。一方体重の減少は認められなかった。さらに、作用機序に関して、アディポネクチンとレプチンの変動でも有意な増加が認められた。つまり、エノキタケ抽出物、およびそれから抽出されたエノキタケリノール酸がβアドレナリン受容体を刺激することで、二次的反応としてアディポネクチンやレプチンの分泌を促し、脂質代謝系を活発化させることが示唆された。(久保光志ほか、2009年)出典:
エノキタケリノール酸 - Wikipedia
脂肪がつきすぎると分泌が悪くなる「アディポネクチン」の分泌を促進してくれるのが、
「エノキタケリノール酸」
だったんですね!
「エノキタケリノール酸」を接種し、「アディポネクチン」の分泌を促しながら、”有酸素運動”をすれば・・・ばっちり内臓脂肪が燃えますね!!
エノキタケリノール酸が摂れる食べ方は?
ただ、エノキタケをそのまま食べては「エノキタケリノール酸」を吸収できないのです。
かた~い細胞壁で守られたなかに「エノキタケリノール酸」が含まれているのです。
オススメの食べ方はこちら。
→【今でしょ講座】エノキ氷でビフォーアフター!ダイエットに成功!?
細胞壁を壊してあげれば良いので、
- ミキサーなどですり潰す!
- 一度冷凍して細胞壁を壊す!
- カラカラに乾燥させて細胞壁を壊す!
等の方法がありますね。
「エノキ氷」では、
- ミキサーなどですり潰す!
- 一度冷凍して細胞壁を壊す!
を用いて、有効成分を余すことなく摂取できるようにしています。
冷凍するのは、保存のためと、使いやすさの面も大きいですけどね。
食べ方も、「味噌汁」に入れたり、親子丼やカツ丼の”だし”に混ぜたりと、クセがなく、お出汁にもなるので使いやすいですよ!
まずは3週間。続けてみるのが良いと思います!