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次元大介がルパンとつるむ理由は?作者の裏話も。

ルパン三世と次元大介 モンキー・パンチ
出典:http://www.amazon.co.jp

次元大介といえばルパン三世の相棒の座は揺るがないでしょう!

いつもつるんで行動し、一緒に笑いあい、時にバカをやって、そしてピンチを乗り越える。

そんなハードボイルドだけどお茶目な面もある次元大介がルパンとつるむ理由はなんでしょうか?

実はコミックで次元大介が初登場した時はルパンの敵だったというのですが・・・

実はこれもちょっと違うんですよね。

そのあたりは作者が裏話をしていました。

 

次元大介とルパンがつるむ理由はなんなのでしょうか?

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原作に初めて次元大介が搭乗した時は敵だった!?

原作コミックに次元大介が登場したのは、『週刊漫画アクション』1967年10月12日号で第10話の「ルパン殺し」というエピソードでした。

 

次元大介ははじめ刑事役として登場したんですよ。
「ルパン殺し」と自ら名乗った、銭形警部と同じルパンを追っている刑事でした。

 

ですがこの話はちょっと違いまして、ネタバレになっちゃいますので、白文字にしておきますね。
以下の文章を選択すると反転して読めるようになります。

 


 

「ルパン殺し」のエピソードで出てきた次元大介ですが、実はこれ【ルパンの変装】だったんですよ!

エピソードの中で何度も次元大介はルパンを追い詰めて、最後は高層ビルの上で直接対決になります。

ルパンは「いままでのうちでいちばん気にいらねェデカだったぜアンタは……」「苦しまねェように殺してやるぜ」と次元から奪った銃を撃ちますが、その中には細工がされており、銃弾が後ろに発射されるようになっていました。

銃を打ったルパンが倒れ、次元が生き残ったという話ですが、その次のシーンではルパンの連れていた女性とベッドをともにする次元がいます。そこに銭形警部が追ってきますが、踏み込んだときにはもぬけの殻です。

銭形警部が「くそ さすがすばやいな 本物のルパンは……」というセリフでしめくくられ、このエピソード中のルパンは偽物で次元大介が本物のルパンが変装していた人物ということが明かされます。

 

つまり次元大介ははじめはルパンの敵だったというのは少し違くて、初登場の時はルパンの変装だったということですね。


 

ということだったんですよ。

 

次元大介の初登場はこのような感じだったんですが、このエピソードの2週間後に掲載された第12話では本物の次元大介が登場します!!

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次元大介がルパンとつるむ理由は?

いよいよ本当の次元大介が登場する第12話ですが、「健在・・ルパン帝国」というエピソードです。

そこでいきなり次元大介とルパンの関係性が語られるのですが、なんと!!

 

幼馴染

 

だったと言うんですよ!

もちろんエピソードのはじめからルパンの友人として登場します。

 

そして驚きの事実が畳み掛けてきますが、なんと次元大介にはが居るようなんですよ!!

 

このエピソードでは妹を土地の支配者キングに人質にとられ、ルパン殺害を強要された次元大介がルパンと対峙した時に、

 

「おさななじみのおまえを殺(や)ることはくるしいぜ」

 

というセリフを言っています。

この時は未遂に終わり事件は解決されました。

おそらくこの時が次元大介とルパンが再会したときだったのかもしれませんね。

 

その後のエピソードでは相棒として行動をともにしていることが多いです。

 

 

次元大介がルパンとつるむ理由は、

 

幼馴染で友人だから

 

でしょうか。

 

つるんでバカやっているのが楽しいんでしょうね。
けっこうなピンチも有り、命からがらというシーンもありますが、お互いに信頼をおける相棒だからこそ乗り越えて笑ってられるのだと思いますよ。



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作者の裏話

とまぁ、ルパン三世の世界観の中で、次元大介がルパンとつるむ理由についてかいてきましたが、メタな話として作者の裏話があります。

 

作者のモンキー・パンチさんが、『週刊漫画アクション』2004年5月20日号の付録DVDのなかで語っています。

「次元っていうのはね、確かあのときは刑事かなんかだったのかなぁ。今、思うとねぇ、ちょっと失敗したんです(苦笑)。初めからこうガンマンっぽいスタイルで出してきたかったなという気がするんだけど。僕の場合は1話、1話完結なんですよ。初めは刑事っぽく出てきても、次は全く違うストーリーとしてもいいだろうという考えだったものですから。先週描いたものは忘れちゃうんですよね。『また次、新しいの』って考え方で描くものだから。あれを全部、今まで描いたものを繋げると、つじつまの合わない物も出てくるんですよ。僕は1本の大河ドラマとしてではなくて、ひとつひとつ独立したストーリーとして描いてますからね」

 

モンキー・パンチさんは、1971年にアニメ化される前の『ルパン三世』は1話完結のつもりで描いていたので、エピソードごとにキャラクターの設定や立ち位置などが若干違っていたというのです。

ルパン三世と銭形警部というキャラクターの立ち位置は変わらず、周りを彩るキャラクターたちはエピソードによってテイストが変わっていても一話完結だから良いと考えていたようですね。

ただその後にルパン三世には相棒が必要だということで次元大介が相棒に選ばれたとのことです。

 

 

メタな話でしてしまうと・・・

次元大介がルパンとつるむ理由は、

 

作者がルパンの相棒と設定したから

 

になります。(笑)

でも最高の相棒ですよね!次元とルパンって!

 

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映画「次元大介」も楽しみ!

今度、Amazonプライムで実写映画の「次元大介」が公開されるようですね!

次元の渋いキャラとあるかどうかはわかりませんがお茶目なシーンがあったら嬉しいなと思います。

 

次元大介が主役の実写映画が楽しみすぎる!公開は?あらすじはまだ??
ルパン三世の超人気キャラクター次元大介が主役となるストーリの実写映画がなんと2023年10月に公開するようです! クールな雰囲気の大人なストーリーになっているようですので、『LUPIN THE III RD 次元大介の墓標』に続き楽しみです...

 

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小栗旬さんがルパン三世役をやった映画ですね。

こちらもU-NEXTで配信されていますので復習にいかがですか??



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