「#国会中継をしてください」がツイッタートレンドになっていたので興味深かったですね。
このハッシュタグで議論されている方は二通りに分かれているように見えました。
- 「NHKは国営放送として義務を果たせ」
- 「インターネットで中継されているよ」
おそらくはNHKに対しての意見として「#国会中継をしてください」というハッシュタグができたのだと思います。
気持ちはわかりますね。
まずはインターネットで公式が中継をしており、誰でも無料でアーカイブも含めて視聴できるということですので、衆議院と参議院の中継サイトをご紹介します。
国会はインターネットで中継されていますよ。
実は国会はインターネットを使用して無料でライブ配信されていますよ。
しかもアーカイブも無料で見ることができますので、いつでもスマホからでも見ることができます。
早速公式サイトをご紹介致します。
そうなんですよ、実は国が公式に国会をライブ配信しているんですよ。
URLが「go.jp」になっていますからね。安心して利用できるサイトですよ。
アーカイブ動画を見ると、動画の下に発現者の名前が一覧で出ていますのでわかりやすいですよね。
可能ならば紙の資料も見ることができたらよりわかりやすくて良いですよね。
審議の内容は当然ですが、ヤジの出方や収まり方なども個人的には見どころです。
「#国会中継をしてください」はNHKに対しての怒りか?
こちらが本筋なんでしょうね。
何かと話題のNHK。
国民から受信料を強制徴収しているということでアンチNHKがたくさんいらっしゃいますよね。
実際国営放送として国民より受信料を徴収するなら、国会や他の会議など国民として知る権利がある会議などをノーカット・無修正で生中継する義務があるのではないか?という意見ですよね。
民法各社と違って、企業の広告料ではなく、国民の受信料で成り立っているNHKですから、基本的に【視聴率】というものは関係ないのが国営放送ですよね。
利害に関わらず、国民の知る権利に対して誠実に応えるのが国営放送です。(そうあって欲しい・・)
バラエティやドラマなんかを放送する暇があるなら、政見放送から国会を含む会議類をサブチャンネルもフル活用して生放送すべきであるということですね。
政治家に対してプレッシャーを与えるためにも生放送を!
このハッシュタグで話題になっているところで、現職の議員たちが、
「インターネットで生中継をしているよ」
というタグがトレンドにあるんですが、今全部インターネット中継公式でやってるんで見られますよ!例えば参議院はここ→ https://t.co/4HTOWMIRKB
あと、ニコニコ動画とかも生放送してたりします。中断もされないしテレビより全然良いですよ!おすすめです。テレビいらん。
— 小野田紀美【参議院議員(岡山県選挙区)】 (@onoda_kimi) May 18, 2022
とツイートをされていますが、要はそういうことじゃないという意見も多いですね。
インターネットでいつでも中継を見ることができるということをもっと国民の中に浸透させていくことは大切なのは確かですが・・・
テレビで生放送で誰か(国民)に見られているというプレッシャーを各議員にかけることが大切だという意見もありますよ。
国会中継なんて面白くもないし好んで見ないという人が多いのは事実だろうけどさ。
議員に対して、国民は見ているという意識を持たせるために中継は必要なんだと思うよね。
そして見たいと思った国民が見易いように、その機会を提供するのがNHKの役目だと思うんだわ。— Blue_Mad_Dog (@Dog2Shiba) May 19, 2022
#国会中継をしてください
国会は国会議員が彼らを選んだ者から評価される場でもある。公共放送が国会をを見せるのは当然だ。全方位カメラを設置し、解説無し、ノーカット、視聴率など無関係、サブチャンネル活用、ゴールデンタイムにひたすらTVで流すだけなのに、何故NHKは国会を全公開しないのか?謎— 吊舟菴主 北方雑魚楠 (@zakokusu) May 18, 2022
NHKはまず「憲法審査会」を中継して、アンケートをとるのならば、「自民党改憲草案」の詳しい中身と「緊急事態条項」付きで改憲しようとしていることを具体的に報道してからにするべき。今のままではあまりにも不公平過ぎて話にならない。#国会中継をしてください #憲法審査会を中継してください
— チャラ男・ダムド(無関心は悪の共犯) (@damned398) May 18, 2022
実際にはほとんどの国民がNHKで国会等の生中継をしていても見ることは無いでしょう。
(私はたまにラジオ代わりに聞き流しで掛けています。意外と面白いですよ(笑))
ですがテレビでチャンネルを回せば簡単に見られるとなれば、誰かは見ています。
インターネットで中継が見ることができても、それは興味関心のある人が”わざわざ”サイトに訪れて見るだけですので、かなりの少数派になりますよね?
テレビだとザッピング中にたまたま国会中継が映って、
「あれ?また年金減るの!?え?どうなってる?」
なんて関心事を答弁していれば、普段興味がなくても見入ってしまったりします。
そうなると無垢な国民にももしかしたらまずい姿が見られてしまうかもしれませんよ?
失言や暴言などもあとからニュースで、話の流れをぶった切った情報が流れますが、生中継を見ていると意外と印象が変わることもあります。
そういうこともいち早くまた多くの国民に知られてしまう可能性があるので、より緊張感を持って議員として仕事をすることになると思います。
今は一般国民と政治家の間に深い溝といいますか、乖離があるように思えます。
もちろんこれは私達国民が政治に興味を持たない人が多くなったからということもあるでしょう。
選挙は大事ですよね!
その一方で国民が政治に興味を持たないように誘導しているようにも思えます。
だからこそ国営放送が政治家の活動をしっかりと報道し、中継することで、国民がいつでもチェックできるようにしておくことが政治と国民を近づけるための第一歩だと思います。
だからこそ「#国会中継をしてください」というハッシュタグが話題になったのですね。
私はぜひとも居眠りしている議員やサボっている議員が居ないかを中継映像でチェックしたいですね。(笑)
ですので各議員の席も定期的にぐるっと移してほしいですし、今の技術なら各方向を向かせたカメラで同時記録することもできますし、その映像を選んで見ることもできるでしょう。
そういうことにNHKはお金を使って整備してほしいですよね。
#国会中継をしてください
以前、『NHKふれあいセンター』に国会中継の基準について問い合わせすると、3つの独自の基準があり、『最終的には担当者が総合的に判断する』とのこと。要するに、一応、中継基準は設けてはいるが、いくらでも『恣意的』に運用できる。NHKは何のため、誰のための公共放送か。— ケイ (@ESmdcre) May 18, 2022
NHKは国会中継を会議が長引いていても次の番組の時間が来たら終了しますからね。
大事なのはどっちなの?ってことですよね。
国会中継を止めてはいけませんよ。
○時のニュースです。ということでも区切ったりしますから、是非ノーカットでお願いします。