『ルパン三世』のTVスペシャルシリーズ第3作目です。
1991年8月9日に日本テレビ系の『金曜ロードショー』にて放送されました。
不可能と言う文字はあるのか??
この「ナポレオンの辞書を奪え」というタイトルですが、ルパン帝国の財宝のありかが記されているとか色々ありますが、
「ナポレオンの辞書に”不可能”と言う字が載っているのか確認したい」
という感じの台詞が頭に残っていて、好きですね!
まぁ、本人が言ったか分かりませんが、かのナポレオンが
フランス語に不可能という言葉はない。または 不可能という言葉はフランス的ではない。
Impossible n’est pas français.
同じ意味で別の言回しとして
- 「余の辞書に不可能という文字はない。」
- 「不可能という文字は愚か者の辞書にのみ存在する」
- 「不可能は小心者の幻影、卑怯者の避難所」
などがある。
ナポレオンが日常よく口にした言葉で、一般には「余の辞書に不可能の文字はない」として知られる。
「不可能と言う文字は愚か者の辞書にのみ存在する」という言葉から、変わったという説もある。
出典:ナポレオン・ボナパルト
という有名な話しに引っかけて、作中で
「本当にナポレオンの辞書に”不可能”という文字は無いのか?(笑)」
なんて茶化しているところが有ったと思います。
(記憶があやふやですが、似たような台詞があったと思います。私もどこかの博物館などに”ナポレオンの辞書”が有ったら見てみたいと笑った記憶がありますね)
「ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え」あらすじ
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デートのために、ニューヨーク近代美術館からクラシックカーを盗んだルパン。でも結果的にフラれることに(笑)
その頃開かれていたG7会合で、各国の財政をルパン一世の隠し財宝を奪うことで改善しようという秘密裏の決議がなされる。
かくして、ここに多国籍部隊とルパンたちの壮大なる争奪戦が始まる。
天下の大泥棒であった、ルパン一世(アルセーヌ・ルパンか?)が集めた財宝。当時からルパン帝国と言われ、裏家業では有名すぎるほど有名な話しであった。
そのルパン一世は「ケタはずれの遊び人」だったらしく、あきれた妻が財宝を隠しそのありかを「ナポレオンの辞書」に記したと言うことだった。
その「ナポレオンの辞書」を相続したルパン二世も、相当な遊び人で、懲りずに酒の飲み代として辞書を奪われてしまいその後行方不明となった。
それが、マルチンベック財団の主催するマドリード~パリ間のクラシックカーレースの優勝賞品に「ナポレオンの辞書」が有ることを知って、このレースにルパンたちも参戦することになった・・・
キャスト
声の出演
- ルパン三世 – 山田康雄
- 次元大介 – 小林清志
- 石川五ェ門 – 井上真樹夫
- 峰不二子 – 増山江威子
- 銭形警部 – 納谷悟朗
- 木戸千恵子 – 戸田恵子
- ヘーカー – 大平透
- ロバート・ホーク – 吉水慶
- マッカラム – 大塚明夫
- エリック – 速水奨
- ハマー – 田原アルノ
- マルチンベック – 大木民夫
- 老学者 – 北村弘一
- 海辺首相 – 秋元羊介
- 日本代表 – 小形満
- イギリス代表 – 塚田正昭
- フランス代表 – 池水通洋
- ドイツ代表 – 島香裕
スタッフ
- 原作 – モンキー・パンチ(中央公論社刊)
- 企画 – 武井英彦(日本テレビ)
- 監修 – 出崎統
- 脚本 – 柏原寛司
- 音楽 – 大野雄二
- 音楽監督 – 鈴木清司
- 録音監督 – 加藤敏
- 音響効果 – 糸川幸良
- 録音制作 – 東北新社
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