スポンサーリンク

子どもの行方不明の原因は?防ぐ方法はこれ。

注意喚起
いらすとや

行楽シーズンや夏を満喫するためにアクティビティを楽しんだりしている時が子どもが行方不明になりやすいです。

すべての原因がわかるわけではないですが、不審者や悪意のある犯人以外の行方不明は未然に防ぐことが出来ます。

その原因とは私達大人の”ある隙”が原因だったりします。

特に複数家族や、大人が複数いる場所で小さい子供が行方不明になりがちです。

キャンプやバーベキューなど河原や海などで行う時は特に注意してください。

実体験に基づき子どもの行方不明を防ぐ方法の一つを伝えたいと思います。

スポンサーリンク

大人が複数いる場所が危険!?

いらすとや

特に小さいお子さんが行方不明になる場合の大きな隙がこれです。

 

大人が誰も子どもを見ていない

 

いやいやちゃんと誰か大人がみているでしょ?

と思いますでしょ?

 

小さなお子さんが行方不明になった事件では必ずと言っていいほど親御さんが、

 

「少し目を話した隙に居なくなった・・・」

 

と言います。
ニュースでもよく聞くと思います。

 

遊び場や複数の家族がいるBBQやキャンプ場など、大人がたくさん居るから誰かはうちの子を見ているだろうというのは危険です!

逆に聞きますが、貴方は他人のお子さんのことを気にかけていますか??

一緒に遊びに行った友達家族グループのお子さんなら気にかけているでしょう。
ですが、ずっと見ているということは無いですよね?

 

「私が見ていない時は、友達グループの誰かが見ているから大丈夫でしょ?」

 

なんて、それぞれが勝手に思っているので、恐ろしいことに誰もお子さんのことを気にかけていない、見ていない時間が有るんですよ!

ましてや有人・知人でもない赤の他人の大人は貴方のお子さんのことを気にして見ていることはほとんど無いですからね。

 

かえって、自分ひとりしか大人がおらず、お子さんの様子を見ていなければならないとなると意識的にしっかりと見ているものです。

 

大きな公園や遊び場に行って周囲を観察してみると、大人同士での会話に華が咲いてお子さんのことが意識からすっぽりと抜けているグループが意外と多いです。
ただ、意識から抜けるのは数分程度で多くのお子さんは大きく場所を移動しないので大丈夫なことが多いです。

しかし、時に小さなお子さんは突拍子もない行動に出ることがありますよね?
そのたった1回の突拍子もない行動が元で行方不明になることが有るのです・・・。

 

小さなお子さんは突拍子もない行動に出ることも?

ご存知の通り小さいお子さんは時に突拍子もない行動をとります。

1分もあれば親の視界の外に出ることは簡単です。
特に遊具や樹木などの自然があるところでは視界が遮られやすいため見失いやすくなります。

お子さんの方も親をびっくりさせようとちょっと隠れただけの気持ちだったりしますが、気持ちや興味が移り変わりやすいので当初の目的を忘れてどんどん離れて行ってしまったりします。

 

また中学生以上になればできるであろう合理的な考え方や行動が出来ないのが小さなお子さんです。

親から子どもが見えない時は、当然お子さんからも親が見えないです。
お子さんは「親が目の前から居なくなった!!?」と考えてしまうことも多いです。
子どもなりに親を探そうとしますが、合理的な行動が出来ませんので思いつきで動いてしまうこともあります。

そうなると大人の考え方とは全く違うので、大人が思い浮かばないような所へ入ってしまったり、全く違う方向へと移動してしまったりします。

 

小学1年生の子どもが思わぬ行動を!?

これは最近あった実話ですが、ある屋内の遊び場施設で複数の親子連れが遊んでいました。

16:00頃にある母親が受付に来まして、

「10分くらい前に目を離したら、子どもが居なくなった。探しているのですが見つからないのですが男の子を見かけませんでしたか?」

と聞いてきたそうです。

 

この聞かれた受付のスタッフが私の知人なのですが、閉館時間間際ということもあり、職員も数人で男の子を探したそうです。

屋内遊具施設のほか、他の階の施設、地下の施設など探し回ったのですが見つかりませんでした。
もちろん各階のトイレも男女ともに個室も探しましたが見つかりません。

小学1年生ということもあり、遊び疲れてどこかで寝ているかもしれないと掃除用具入れなども見ましたがいませんでした。

その日は雨が降っていたので、外に出ることは無いだろうということでしたが、親御さんが車を止めていた駐車場も探しましたが影も形もありませんでした。

 

これは大変だと、警察に通報して捜索をお願いしたそうです・・・

 

 

行方不明になってから約2時間後に無事男の子を警察が発見しました!

 

なんとその奨学1年生の男の子は、その屋内遊具施設から大人の脚で徒歩約1時間の場所で警察に保護されたそうです!!

 

その親子は車でその遊び場まで来ていました。
発見された場所は、自宅と遊び場の中間地点の場所ですが、大通りではありますが、アップダウンの激しい道です。
よくそこまで歩いたなと言う感じですね。

 

受付の知人と話しましたが、おそらく親がお子さんがいないことに気づく少し前にお子さんも親を見つけられなかったのでしょう。
そして閉館間際の時間だったので、親が先に帰ったとでも思ったのでしょうか?(ありえないですが・・・)
なので歩いて自宅まで帰ろうと一生懸命に歩いたのかもしれません。

17:00過ぎの時間とは言え、この時期はまだ明るいですから良かったですが、警察もよく男の子を発見してくれたと思いました。

 

合理的な考えができれば、親が自分をおいて先に帰ってしまうことは無いと考えられます。
また、車で来ていることは分かっているのですから、駐車場に自分の家の車があるか確かめに行けば、親が先に帰っていないこともわかるはずです。
ですがこのような考え方が小さなお子さんでは出来なかったのでしょう。

 

この件では無事発見されて事件性は無かったので良かったですが、まさか小学1年生が雨の中約4.5kmのアップダウンの激しい道を歩き通すとは思いもしませんでした!

施設のスタッフも外には行っていないだろうと艦内をくまなく探していましたので、警察への通報が遅くなっていればどうなっていたでしょうか・・・恐ろしいです。

 

今後この施設ではこの件を踏まえて施設入り口で子供だけが出ようとしたら呼びかけたりするなど対策を取るようにすると言っていました。

安全・安心して遊ばせることができる屋内施設、他の大人たちが多くいる場所でまさか自分の子どもが行方不明になるとは思わなかったでしょう。

 

大人が多いから誰かは見ていてくれるだろう。

何か子どもの様子がおかしかったら声をかけてくれるだろう。

 

というのは難しいです。

悲しい結末になってしまった、ニュースで報道される子どもの行方不明事件も親が目を離したちょっとした隙に子どもが居なくなってしまっています。

特にこれから様々な場所にお子さんを連れて遊びに行く機会があると思います。

大人が多い時こそ、しっかりと子供のことを見ている役割を果たすことが重要ですよ。

スポンサーリンク

小さなお子さんの行方不明を防ぐには?

小さなお子さんの行方不明を防ぐためには、とにかく目を離さないことです!

ですが、遊びに連れて行っているときには四六時中目を離さないことは難しいですよね?

トイレに行きたくなったり、水分を補給したりとどうしても目を離してしまう時間があります。

大人一人でお子さんを連れて行くならば、トイレや飲み物を買いに行くときは、お子さんも一緒に連れて行くようにしましょう。

 

複数の大人や高学年以上のお子さんが一緒にいる時は、

 

「これだけ大人が居るから誰かが見ているだろう」

 

ではなく、きちんと言葉に出して、例えば子どもたちの年長者に

 

「小さい子から目を離さないで遊んでね。チョロチョロ居なくなったりするから。何かの時は大人に声をかけるんだよ?」

 

と話すようにしましょう。

 

また、他の大人たちがいてもなるべく自分でお子さんを視界の中に入れておくようにし、どうしても作業などで離れなければならないときには監督役の大人を任命して声をかけるようにすると良いです。

皆さん「私が見ていない時は誰かが見ていてくれるだろう」と思い込んでいます。
その結果誰もお子さんを視界にいれていないという時間が出来てしまいます。

 

せっかく楽しいレジャーですから、帰るまで楽しく過ごしたいですからね。
そのためにもお子さんから目を離さないことが鉄則になりますね。

コメント