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フィリピンで火山噴火の恐れ!マヨン山はどこにある?2023

火山
Google Mapsより

フィリピンに有る活火山マヨン山で活動が活発化しており、近日中に火山の噴火が予想されているようです。

問題の火山の場所がどこなのか調べてみました。

 

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フィリピンの火山 マヨン山はどこにあるの?

噴火が予想される火山 マヨン山はフィリピンのルソン島にあるようです。

大きな山で、噴火さえなければ風光明媚なところですね。

 

 

マヨン山の麓には

奥に見えるきれいな三角山がマヨン山です。

 

スーパーヒーローが居る!?

しかし、手前に見えるのは・・・・超サイヤ人では!?

孫悟空が守っているなら噴火してもかめはめ波で何とかしてくれるかもしれませんね。山は吹き飛びそうですが・・・。

しかもよく見ると右奥にハゲマント?
ワンパンマンまで居る!?

あれ?ここは世界一安全な場所なのでは??

 

別角度からも見れましたが・・・

ミニオンスパイダーマンまで居るよ・・・

噴火の警戒情報をと思っていたら、思わぬものを見つけてしまった(笑)

何かのイベントだったのかもしれません。他の日に捕られたストリートビューでは彼らはいなかったので。

「Mayon Skyline View Deck」という観光地のようです。
遊具やプラネタリウムや少し行くと教会も有るようです。

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過去のマヨン山の噴火の規模はどのくらいですか?

マヨン山は17世紀から21世紀初頭までの約400年間で50回も噴火してきました。

記録に残る最も破壊的な噴火は1814年2月1日に起こりました。溶岩流が山から10km離れたカグサワという街を襲い、1,200人以上の死者が出ました。現在、当時の街の場所には教会の鐘楼だけが残っています。

 

1984年9月の噴火では、最初は小規模な噴火でしたが、数週間後に大噴火が発生しました。幸いなことに、住民たちは避難しており、犠牲者は出ませんでした。

ただし、住民たちは帰宅を望みましたが、火山学者のレイモンド・ブノンパヤンとクリス・ニューホールは噴火がまだ終わっていない可能性があると判断し、避難解除を許可しませんでした。結果的に、多くの人々が救われました。

 

1993年には突然の大噴火が発生し、火砕流により70人以上が犠牲になりました。

 

2000年2006年8月にも噴火が起こりました。

特に2006年の噴火では、11月に台風21号が重なり、ラハールと呼ばれる現象が発生しました。この結果、620人が死亡し、710人が行方不明となり、約9,000戸の家屋が倒壊しました。

 

2009年にも噴火があり、12月14日には住民に避難勧告が出されました。

 

2013年5月7日の噴火では、マヨン山を登っていた観光客ら計20人のうち、5人(観光客4人、ガイド1人)が落下する岩に当たって亡くなりました。

 

2014年9月15日には、警戒レベルが3番目に引き上げられ、1万人が避難指示を受けました。9月17日には溶岩が流れ出し、さらに5万人に避難勧告が出されました。

 

本格的に噴火をすると周辺に多大な影響が出る活火山だということがわかります。
現在は周辺住民に避難を呼びかけているようです。

落石などが増えており、噴火の可能性が高まっています。

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現在のマヨン山の見通しは?

現在、マヨン山の山頂では、新しい溶岩がゆっくりと押し出される噴火が進行中です。この状況では、適度に上昇したSO2のレベルと低い地震活動、地盤変動が観測されています。これらの変化の下で、次の噴火シナリオが進む可能性があります。

 

a) 現在の押し出し速度と低いパラメータが持続する場合、噴火はゆっくりとした溶岩ドームの形成や短い溶岩流の押し出しのように進行する可能性があります(例:2014年の噴火)。この活動は数ヶ月間続く可能性があり、警戒レベル3が維持されます。

 

b) 溶岩の押し出しがゆっくりと持続し、押し出し速度が増加する場合、SO2の排出量が増え、低レベルの微小地震や建物の膨張・収縮サイクルが発生する可能性があります(例:2006年の噴火)。この活動も数ヶ月間続く可能性があり、警戒レベル4が引き上げられます。

 

c) 6km-PDZ(Permanent Danger Zone)内で爆発や火砕流を伴う溶岩の噴出や溶岩流が時折発生する可能性があります(例:2018年の噴火)。この場合、SO2の増加、全体的な建物の揮発物の放出、地震活動の増加(低周波や微小地震イベント)、膨張が観測されます。この活動も数ヶ月間続く可能性があり、警戒レベル4が引き上げられます。

 

d) SO2の急激な増加が観測される場合、6km-PDZを超える範囲で高強度の溶岩噴出、長い溶岩流、および爆発的な噴火(例:2000年の噴火)が発生する可能性があります。この場合、火山性地震活動や地盤変動も発生します。この活動は数日から数週間続くことがあり、警戒レベル5が引き上げられます。

 

[出典]

VOLCANIC ACTIVITY REPORT: MAYON VOLCANO, ALBAY PROVINCE 1-10 June 2023 (dost.gov.ph)

 

まとめ

最近では各地で地震活動も活発になっており、地殻運動が活発になっているのかもしれません。

そうなると地下のマグマも活発になるので火山の噴火の可能性も高くなります。

フィリピンという他国での噴火になりますが、地下のプレートは繋がっておりますので日本の地下のプレート運動などにも影響してくる可能性があります。

日本でも噴火や地震が起こるのではないかと心配しております。

 

自然災害に対して人間は無力でありますが、マヨン山が噴火すれば風光明媚な観光地も破壊されてしまうのは残念です。

被害が最小になることを祈るばかりです。

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