5月31日午後3時現在、沖縄・宮古島の南約290kmの海上を時速10キロの速さで北上している台風2号ですが、今後梅雨前線を刺激することで西日本に大雨をふらせるかもしれません。
2013年には台風4号が梅雨前線とともに大雨を降らせて被害をもたらしました。
今回はどうなるか今後の情報に注目ですが、今年は2013年と同じく5月に早くも梅雨入りという稀な気候状況になっています。
河川のそばや過去に水害に遭った地域にお住まいの方は準備をしておくと良いかもしれません。
台風2号の被害情報は? – 災害に備えよう! (toku-mo.com)
2013年の災害は?10年ぶりの5月に梅雨入り。2023年は水害は大丈夫? – 災害に備えよう! (toku-mo.com)
2013年台風4号の被害は?
台風4号は2013年6月18日にフィリピンの東で台風4号が発生し、アジア名「リーピ(Leepi)」と命名されました。
この台風は、梅雨前線とともに各地に大雨をもたらし、香川県丸亀市で1人が死亡し、山口県萩市では、6月20日午前6時までの24時間の降水量が、1976年に観測開始以来最高となる310.5mmとなりました。広島県廿日市市と山口県防府市においてもそれぞれ1人が死亡しました。
また、山陰本線の小串駅 – 益田駅間では始発から約7時間運転を見合わせたほか、指宿枕崎線の五位野駅 – 平川駅間で、観光特急指宿のたまて箱が倒木に衝突したことも報告されています 。
内閣府がまとめた資料がこちらです。
台風第4号及び梅雨前線による被害状況等について /h25taifuu04_09.pdf (bousai.go.jp)
この台風が梅雨前線を刺激した後も各地で大雨がふり、上記のような「台風4号と梅雨前線による被害」ということで地域は変わりますが長期間に渡って大雨が降った年でした。
この後きた台風7号も梅雨前線を刺激したとされ、同年の6月8日から8月9日までの間の豪雨及び暴風雨(平成25年7月28日の島根県と山口県の大雨を含む豪雨・この台風および台風7号)による災害は、後に激甚災害に指定されました。
上記の7月9日に内閣府から出された資料の時点でも一連の大雨で死者2名、床上以上の家屋への被害が38棟となっており、土砂災害は15県で42件発生したようです。
2023年台風2号は梅雨前線を刺激する?
2023/05/31の予報では、今後台風2号が梅雨前線を刺激する可能性がでています。
それによって近畿地方などに大雨となる可能性が出てきましたので今後の情報に注意が必要です。
6月2日(金)が一連の雨のピークになりそうだということです。
台風2号によって湿った空気が梅雨前線に供給されることになり、今後の気象条件によっては大雨が続くかもしれません。
本州には上陸しない模様ですが、かすめるので影響はあるようです。
まとめ
2023年の台風2号ですが、一時は強い勢力の台風となっていましたが、現在は徐々に勢力が落ちてきているようです。
現在の所沖縄の石垣島付近に台風が来ているということで、雨・風ともに大変な状況かもしれません。
梅雨前線への影響は少し遅れて来るようですので、今後の情報に注意して下さい。
台風2号の沖縄の情報やライブカメラ
宮古島では避難所の準備が進み、全日空や日本航空の便も欠航となっているようです。
宮古島ではスーパーも品薄状態となっていて、お住まいの方は大変です。
早めの準備と早めの避難が大切です。油断せずに準備をしましょう。
2013年の災害は?10年ぶりの5月に梅雨入り。2023年は水害は大丈夫? – 災害に備えよう! (toku-mo.com)
沖縄那覇空港のライブカメラ
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ ライブカメラ
石垣島730交差点LIVEカメラ
石垣島ライブカメラ -ishigaki island- – YouTube
コメント