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新型コロナウイルスのパンデミックは予想されていた!?

伝染病・感染症
https://www.centerforhealthsecurity.org/event201/

新型コロナウイルスのパンデミックは世界では予想されていたという驚きの事実です。

昨年2019年10月18日にニューヨークでEVENT201が開催されていました。

その中で今後伝染病のパンデミックが起こりうるから、どのように対応していくべきかということをディスカッションしていました。

この時のパンデミックシミュレーションが現在の武漢風邪の世界の状況に酷似していることから、また話題に上っています。

しかしこの「EVENT 201」について日本で報じられることなく、我々一般人はもとより、多くの人が知らなかったのではないでしょうか?

陰謀曝露論などで取り上げられるくらいでしょうか・・・。

でも全く陰謀ではないんですよ!

何故かというと、オープンだからです!

現在も誰でも見ることができます!隠していないんですよ!
だから陰謀でもなんでもないんですね。

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EVENT201とは?

https://www.centerforhealthsecurity.org/event201/

EVENT201は2019年10月18日にニューヨークで開催されました。

ジョンズホプキンズ大学が主催で感染症の大流行に備えて、大規模な経済的および社会的影響を減らすためにシミュレーションを交えて議論をしました。

→公式のページはこちらです。(動画も有り)

社会のグローバル化により、人と物の世界的な行き来が旺盛です。

経済としては活発な人と物の動きは良いことです。

ですが伝染病となると・・・・人と物の移動が広がればそれだけウイルスや細菌類も広範囲に広がります!

近年では、年間200もの伝染病の小~中規模な感染拡大は起きています。

この状況を見ると、世界的大流行:パンデミックが起こることは時間の問題です。

ですので、そんなことが起こる前にシミュレーションを通して、社会や経済そしてもちろん医療とそれぞれの健康が壊滅的ダメージを減らせるように、パンデミックに備えて考えようというものです。(砕いて言うと)

 

そういう伝染病が、ウイルスが飛行機や船舶での移動を介して世界中に広がってしまうという懸念が既に近づいているということを警告した会でもありました。

それが2019年10月18日のことです・・・

そして2019年11月には中国で「新型コロナウイルス」が発生し・・・全世界へと広がるという現実になってしまいました。

「EVENT201」からわずか4か月余りで世界中がパンデミックに見舞われたわけですね。

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EVENT201で提示されたシミュレーションに武漢風邪が酷似!

EVENT201で提示されたパンデミックのシミュレーションがあまりにも武漢風邪のパンデミックに酷似していることから、また話題になっています。

まずはダイジェスト版の動画ですが、見てみましょう。

こちらも公式ページに掲載されていますし、YouTube動画ですので、YouTubeでも見ることができます。
しっかりオープンになっており、誰でも見ることができます。
(しかし全編英語ですので、日本人はつらいかなぁ。英語はしっかり学んでおくべきでした)

 

示されたシチュエーションは、

  1. 南アメリカの養豚場でブタから新型コロナウイルスがヒトに感染する形に変化した。
  2. 養豚場の農夫がその新型コロナウイルスに感染した。
  3. コロナウイルス感染症だから、軽いインフルエンザの様な症状で油断した。
    (現代ではインフルエンザは恐れられなくなったので、軽い症状だったら検査もせずに仕事にいかれるでしょう?そのせいで活動が可能となり、広範囲にウイルス感染者が移動してしまう。高熱が出るインフルエンザだったら、体調が悪すぎて仕事も無理だし、飛行機に乗ろうとも思わないでしょう?)
  4. そこからヒトからヒトへと感染が広がり、ついには飛行機や船舶で世界各国に移動した。
  5. 結果多くのヒトが罹患し、沢山の人が亡くなった・・・。

というものです。

私は専門家じゃないので、なぜシミュレーションのターゲットが【新型コロナウイルス】なのかはわかりません。

推測ですが、SARSやMARSなど、過去に強毒性のコロナウイルスが発生していることがあり、自然界で新たに強毒性のコロナウイルスが誕生する可能性が高いと予想されるから、また、新型インフルエンザに対しては、スペイン風邪からの教訓で多くの研究がされており、まだ対策方法があるから、現在世界中で対策が遅れている【新型コロナウイルス】をシミュレーションしたのではないか?と考えました。

だから現実で起きている武漢風邪の新型コロナウイルスは偶然でしょうね?(たぶん)

 

 

EVENT201側でも今回のCOVID-19の発生には驚いているようです。

公式ページにこのような文が掲載されています。

 

Statement about nCoV and our pandemic exercise

In October 2019, the Johns Hopkins Center for Health Security hosted a pandemic tabletop exercise called Event 201 with partners, the World Economic Forum and the Bill & Melinda Gates Foundation. Recently, the Center for Health Security has received questions about whether that pandemic exercise predicted the current novel coronavirus outbreak in China. To be clear, the Center for Health Security and partners did not make a prediction during our tabletop exercise. For the scenario, we modeled a fictional coronavirus pandemic, but we explicitly stated that it was not a prediction. Instead, the exercise served to highlight preparedness and response challenges that would likely arise in a very severe pandemic. We are not now predicting that the nCoV-2019 outbreak will kill 65 million people. Although our tabletop exercise included a mock novel coronavirus, the inputs we used for modeling the potential impact of that fictional virus are not similar to nCoV-2019.

Redirecting to https://centerforhealthsecurity.org/news-and-media-0

 

Google先生にお願いします(笑)と、全くの偶然であり、当時(2019/10/18)では中国で新型コロナウイルスが発生することは予想していなかったということです。

 

nCoVと私たちのパンデミックシュミレーションに関する声明

2019年10月、ジョンズホプキンスヘルスセキュリティセンターは、世界経済フォーラムとビル&メリンダゲイツ財団というパートナーとイベント201と呼ばれるパンデミックテーブルトップ演習を主催しました。

最近、ヘルスセキュリティセンターは、そのパンデミックシミュレーションが中国で現在の新しいコロナウイルスの発生を予測するかどうかについての質問を受けました。

明確にするために、ヘルスセキュリティセンターとパートナーは、私たちのシミュレーション中に予測をしませんでした。

シナリオでは、架空のコロナウイルスのパンデミックをモデル化しましたが、これは予測ではないことを明示しました。

代わりに、このシミュレーションは、非常に深刻なパンデミックで発生する可能性が高い準備と対応の課題を強調するのに役立ちました

現在、nCoV-2019の発生により6500万人が死亡するとは予測していません

私たちのシミュレーションには架空の新型コロナウイルスが含まれていましたが、その架空のウイルスの潜在的な影響をモデル化するために使用した条件はnCoV-2019とは異なります。

Google翻訳より

※exerciseが運動と訳されるので、シミュレーションに置き換えてみました。
※tabletop exerciseもシミュレーションに置き換えました。

 

またEVENT201で使用したシミュレーションでは新型コロナウイルスにより世界中で最大で6500万人が亡くなるという予測を出しましたが、今回の【COVID-19】とは関係なくシミュレーションに使った新型コロナウイルスの条件が違うということです。

ただ、最悪世界中で6500万人もがなくなる可能性があるほど強力なウイルスが誕生する可能性はありうるということを世界に発信することで、深刻に受け止めて貰い、早期から対策会議を開いて貰おうという趣旨でもあったということですね。

 

確かに、飛行機も海外旅行ももちろん船舶も現代ほど高度ではなかった1918年に起きた「スペインかぜ」は2年間の間に全世界で患者数が約6億人で、2000~4000万人が亡くなったとされています。

現代では海外との渡航が頻繁であり、飛行機により1918年当初より短時間で大量のヒトとモノを運ぶことができます。

そう考えるとパンデミックのスピードは格段に速くなり、また世界の隅々にまでウイルスが届いてしまいます。

そう考えますと、「スペインかぜ」の比ではない規模でのパンデミックになることは簡単に予想されます。

そのことを世界に発信するという目的が一つあったのがEVENT201だったのでしょう。

 

EVENT201が陰謀だと取り上げられている?

公式のホームページに行っていただければわかりますが、会議中の映像がすべて公開されています!

陰謀というなら、私たちには見られないようにするはずなのですが、全公開です。(公開することによって、真意を隠すと言うこともあるかもしれませんけどね。)

 

ですが、日本感染症学会は先日ディスカッションをしていて、その会自体はオープンで公開されていたようですが、後日その内容をWEB上で公開すると言っておきながら未だに公開されていません。

その中で驚きの発言があったと言っています。

虎ノ門ニュース(1:07:12から)で須田氏が明らかにしていましたが、

専門家会議のメンバーが

「当時、若い人が感染を拡大させていたと注意を促していたが、あれは嘘だった。
実際は高齢者が多く感染を広げている。

高齢者は感染しやすい(若い人に比べれば免疫が弱いので)のと、肺など奥ウイルスが行く前にのどでの感染が多い。
のどにあるウイルスは咳やくしゃみなどで吐き出しやすい。
謝罪して訂正したい。」

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

というような話をされていました。
日本の方が隠蔽体質ですよね?陰謀というか忖度でしょうけども。

 

話はもとに戻しまして、なぜEVENT201が陰謀だと言われるかと言いますと、参加者が名だたるところだからでしょう。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団

世界経済フォーラム

WHO

国連基金

世界銀行

ジョンズホプキンス

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)

CCDC(中国疾病予防管理センター)

元国家安全保障担当次席大統領補佐官

シンガポール金融管理局

ジョンソン&ジョンソン

UPS財団

ANZ銀行

ヘンリーシャイン(医療関係)

マリオット・インターナショナル

ルフトハンザドイツ航空

エデルマン

CCDC(中国疾病予防管理センター)が入っているのもすごいですね。

この錚々たるメンバーなので、いろいろ考えてしまったのではないでしょうか?

EVENT201の目的は最悪のケースで致死性の伝染病のパンデミックが起きた時にどういう問題に世界は直面するか、どのように乗り越えるかをシミュレーションすることです。

ですからキチンとした社会的にも専門的にも立場がある人が発言しないと意味がないのです。

これだけの人を集めて開催されたことは凄いことですよ!

 

だからこそ、本当に最悪のケースを想定し、それに人類が太刀打ちできるのか?その方法はあるのか?を議論しておかなければならないという警鐘の意味もあったのだと思います。

特にいろいろ言われていますがビル・ゲイツ氏ですが、ご存じコンピューターの専門家です。
昨今ではコンピュータのウイルス被害やフィッシングサイトなどの詐欺犯罪など世界中で本当に多くのことが起きています。

そのコンピュータウイルスの拡散は、IT化が進み、すべてのことがオンライン化していく社会で、それこそパンデミックが起きていますよね?

人体に悪影響を及ぼすウイルスも同じ道を辿ることは火を見るより明らかです。

インターネットほど繋がりが密で、速度も速くはありませんが、人と物の移動や交流も10年前より早く密になってきています。

ですから、いち早くウイルスのパンデミックに危機感を持っていたのも当然と言えば当然です。

実際に2015年にはTEDという番組でビル・ゲイツ氏がウイルスのパンデミックに言及しています。

 

コンピュータと医療違う分野ですが、広がり方は非常に似ています。

前時代とは人を取り巻く環境や社会生活が全く違う様相になっています。

そして、人類は何度となく伝染病の脅威に晒され、敗北してきました。

 

現実にSARSが発生し、より危機感を持った専門家たちもいましたね。

SARSは何とか終息させることが出来ました。ですがもっと感染力が強い、もしくは感染方法が巧妙なウイルスが発生する可能性は否定できない。
そんな危機感からEVENT201が開催されたのだと思います。

このEVENT201の提言がもっと多くの国の主要部で聞き入れられていたら、今回の武漢風邪、COVID-19の展開は違ったものになっていたかもしれません。

 

陰謀だという人たちも多いですが、この提言を先にしてくれていたことは良かったことだと思いますよ。残念ながら浸透するのが間に合わなかったですが・・・

まさか4か月足らず(発生は1か月足らずでしたが)、でパンデミックを起こしうるウイルスが発生するとは思わなかったですが。

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なぜ新型コロナウイルスだったのか?

こちらも私の勝手な想像ですが(妄想ともいう)、

世界的に見て、世界中に感染が拡大する恐れがあるウイルスはなにか?というと、一番最初にインフルエンザを思い浮かべる方が多いと思います。

でもEVENT201ではシミュレーションに【コロナウイルス】を選びました。

なぜなのか?

 

それは、インフルエンザに対する対策は各国含め専門機関が既に着手しているからでしょう。
以前から新型インフルエンザ対策として、SARS発生時から空港の検疫を強化したり、ワクチンの開発をしたり、それこそアビガン等の新型インフルエンザにも効果がありそうな薬の開発などをしています。

現にタミフルリレンザなどのインフルエンザウイルスの感染を邪魔したり、増殖を邪魔する薬が開発できています。

インフルエンザウイルスである以上、形は変わっても感染の仕方などの動きはさほど変わらないと考えられています。ですから、インフルエンザはさほど脅威ではないとの認識でもあると思います。

 

また、社会的に見て、インフルエンザに関しては寛容な社会になっていることも挙げられるでしょう。

今回の新型コロナウイルス禍でも度々比べられ取り上げられていますが、日本ですら、毎年約1000万人の患者が出ていて、そのうちの0.1%である約1万人の方がインフルエンザで命を落としています。

でも社会は、経済は止められませんよね?
医療崩壊も起きていませんよね?

私たちもインフルエンザに関しては恐怖を感じなくなっていますよね?少し酷い風邪だと。

 

ところがコロナウイルスに関しては実は対策がほとんどないのが実情です。
免疫頼り自己治癒力頼りなところがあります。

ご存じの通り、コロナウイルスは季節性風邪をひき起こすウイルスです。
ほとんどの場合、インフルエンザよりも熱も出ず、咳や鼻水、のどの痛みなどの症状は出ますが、市販薬を飲んで落ち着くものですよね?

ですが、風邪の本当の意味での薬は存在しないのです!特効薬も無いですね。ワクチンはもちろんないです・・・これは同じコロナウイルスの変異であるSARSも未だにワクチンはありません。

市販薬の風邪薬は、症状を抑える薬(咳を止める、鼻水を止める、熱を下げる)でしかなく、風邪のウイルスを退治する薬ではないのです。
一般的には人の免疫や自己治癒力の方が強いため数日養療していれば風邪のウイルスは退治出来てしまうために薬が必要ないということもありますが、研究はしていても風邪のウイルスを退治する薬は完成していません。完成したらノーベル賞をはるかに凌ぐ偉業とも言われていますね。

今まではコロナウイルスに対してそれほど恐れることは無かったです。
(症状も軽いし、放っておいても自己治癒で治るので)

ですが、SARSやMARSなど強毒性の致死率の高いコロナウイルスが発生したことにより、情勢が大きく変わりました。

 

もし今後もっと強力な形に変異したら・・・人類は太刀打ちできるのだろうか・・・?

おそらく、そのようなことで、驚異的なウイルスとして【コロナウイルス】でシミュレーションをしたのではないでしょうか?

 

 

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