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新型コロナウイルス市中感染を認めるか?矛盾点は?

伝染病・感染症

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、さまざまな方面で動きがありました。

これまでは情報が錯綜することとデマも出てくるのでなかなか記事を書きにくい状況でしたね。

当初からあちこちで書かれていましたが、春節において中国からの観光客を通常通り受け入れていた日本政府の対応に対し警鐘を鳴らしていましたね。

 

伝染病対策は【ウイルス】を生活圏に入れないことが鉄則です。

伝染病・感染所は【ウイルス】【細菌】が無ければ絶対に発症しません。

病気の原因となる【ウイルス】を国に入れないことが鉄則だったんですが・・・

国は何故か中国国内ではすでに騒がれており、日本でも一部で報じられていた事態であったのにも関わらず・・・中国からの観光客を受け入れました・・・・

 

その為に市中(日本国内)にウイルスがばらまかれることのになってしまいました。

 

医療従事者や研究者などはそのことをすでに懸念し、インフルエンザ陰性でも高熱が出て、肺炎にまで悪化した患者がもしかしたら【新型コロナウイルス】感染かもしれないとPCR検査をしてほしいと保健所に通報してもいわゆる「武漢しばり」の為に取り合ってくれなかったという情報もありますよね。

 

それが残念ながら2/13に日本国内で初の新型コロナウイルスでの死亡者が出たためにこれからは一般の人でも医療機関にかかった上で、新型コロナウイルス感染が疑われるケースはしっかりと検査ができるようになりそうです。

 

そうしますと、既に日本国内にウイルスが入り込んでいますので検査が進みますと感染者数が跳ね上がることになりそうです。

正しい情報を調べて、正しく警戒するためにも今後のニュースに注目です。

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東京都内のタクシー運転手のケース

東京都内のタクシー運転手のケースですが、義理の母親が新型肺炎の重症化により亡くなってしまうという最悪のケースとなってしまいました。

ここにご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

報道では、タクシー運転手から義理の母親に移ったかのように話している番組もあります。

(暗黙の了解的に)中国からの観光客から初めに感染したのだろうということで、タクシーならば観光客を乗せることも多いだろうからという短慮によって考えているのでしょうがそうとも限りません。

別々の感染経路だとしたら・・・それは巷にウイルスが蔓延している可能性が高くなります・・・。

 

2/14の時点では、このタクシー運転手が屋形船で新年会をした時に中国武漢の人もいたという情報も出ています。

 

13日に感染が判明した都内の個人タクシーの男性運転手が参加した屋形船での新年会に乗船していた、屋形船の従業員と個人タクシー組合支部の従業員。

今回、感染が確認された屋形船の従業員は、中国・湖北省からの旅行者と接触歴があるほか、新年会の参加者およそ10人に発熱などの症状がみられるという。

引用元:https://www.fnn.jp/posts/00432177CX/202002141812_CX_CX

 

義理の母親は1/22から

亡くなられてしまった義理の母親は1/22から体調不良を訴えて治療を開始し、2/13の検査で新型コロナウイルス陽性が発覚したということですね。

 

タクシードライバーの男性は1/18に屋形船の新年会に参加となっています。

直近の報道では明言はしませんが、

1/18運転手感染 → 1/22義理の母親が感染

という構図に持って行きたいようです。

 

都内のドライバーで義理の母親は神奈川県ですから、会いに行くことはそれほど難しいわけではないと思います。

ウイルス感染から発症(自覚症状が出るまで)するまでの期間(潜伏期間)が

世界保健機関(WHO)のQ&Aによれば、現時点の潜伏期間は1-12.5日(多くは5-6日)とされており、また、他のコロナウイルスの情報などから、感染者は14日間の健康状態の観察が推奨されています。

引用元:厚生労働省HP

となっています。

中国からの情報では、

平均3日で発症とも言われています。

ですので、運転手が新年会で感染したとして、その時の感染源(ウイルスの付着したもの)を1/18に義理の母親に渡し、感染させないと

運転手 → 義理の母親

の構図は間に合わないのです。

政府の発表では、一般的には発症(発熱など)してからウイルスを拡散することになると言っていますから、タクシードライバーが新年会で感染した説をとり、尚且つ母親にうつした説をとるならば矛盾しますよね?

 

正直感染経路を負うことは難しいと思います。

 

ただ新年会に参加者のうち他に10人が発熱などの症状があるということですので、その10人の検査結果が新型コロナウイルス陽性となったら、新年会で感染した可能性は高くなります・・・。

ただ、この運転手の発症経過を見ますと疑問が出てきます。

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都内タクシードライバーの発症日は?

ニュースによりますと、

1月29日に発熱し、都内の医療機関を受診しましたが、症状が改善しないため、2月3日に再受診したところ、別の都内の病院を紹介されて、診察を受けたということです。

その後、2月6日にこの医療機関に入院し、12日に検査を実施しましたが、特定の感染症と診断されなかったため、検体を採取しました。

そして翌日の13日に、都内の地方衛生研究所で、新型コロナウイルスの検査を実施したところ、陽性であることが明らかになったということです。

引用元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200213/k10012284011000.html

1/29に発熱と言います・・・。

潜伏期間で言いますと中国では3日が多く、WHOでは5-6日が多いと言います。

そうしますと逆算すれば・・・

1/23~1/26に感染した可能性が高そうです。

 

1/18の新年会で感染したとしたら、潜伏期間は11日ほどとなりますね。

いや最大で24日間の潜伏期間もありうるという情報も出てきていますので一概には言えないのですが・・・。

でも、そうすると・・・義理の母親よりも後に感染した可能性もあるのです。

 

新年会に参加してその後発熱が見られる10人の方が何時ごろから症状が出始めたのか?(発症時期)によっては感染経路が違うかもしれませんね??

 

それにしても、政府見解の

一般的には発症してからウイルスが拡散する

を支持するなら、

運転手が発症1/29で義理の母親が1/22ですから

運転手 → 義理の母親

の構図は成り立たないですよね?

そうしますと、

義理の母親 → 運転手

の構図になることになりますね。

となると問題になるのが、義理の母親の感染経路です。

どこでウイルスを貰っちゃったんでしょうか??

 

もしくは本当に

運転手 → 義理の母親
の順での感染だとしたら、発症前の潜伏期間でもウイルスを拡散するということになります!

そうなるとどちらにしてもうれしくない状態ですよね・・・。

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まとめ

タクシードライバーと義理の母親の二人だけの間での関係で感染経路を考えてしまうのは危険かもしれないということを言いたかったのです。

これから一般人(中国に関係ない日本在住の人)の感染報告が続々出てくると思います。

本来なら最悪のケース(パンデミック)を想定して、国が動かないといけないのですが、既に後手後手に回っていることは皆さんもご存じの通りです。

コロナウイルス自体は生命力の強いウイルスではないので、アルコールや塩素系漂白剤はもちろんのこと、石鹸で良く手を洗うだけでも撃退できます。

多くの場合、ウイルスの付着した手で目や鼻や口などの粘膜付近に触れることにより感染しますので、とにかく手を洗う・消毒する前に首から上に触れないように気を付けるだけでも予防となりますね。

 

残念ながら、既に国内にウイルスが入り込んでいますので、感染経路を追うことは難しいです。

我々にできることはこまめに手を洗うことです。

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