恐ろしい事件が起きました。
新潟駅のそばで女性が待ち伏せされ、男に刺殺された事件です。
犯人の男は、事件前に家族に犯行を仄めかすような内容を話しており、母親が警察に相談していたりともう一歩で防げたかもしれない事件です。
このような悲劇が起こらないように、情報をまとめました。
亡くなられた被害者のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
犯人の男と被害女性の接点は?
捜査関係者への取材によりますと、斎藤容疑者の母親が
「2人はオンラインゲームで知り合った」
と警察に説明していることがわかりました。
2人は特に学校や出身地が同じということはないようです。
どこで接点があったかというところで、謎がありましたが、「オンラインゲーム」を通じて知り合ったようです。
また、犯行現場には斎藤容疑者のスマートフォンの他に、斎藤容疑者の名前が書かれたノートのようなものが見つかっており、その中には自殺を仄めかすような内容と2人が知り合った経緯などが書かれていたといいます。
斎藤容疑者が逮捕されたということで、これから全容解明されていくと思います。
【新潟刺殺 ゲーム通じて面識か】https://t.co/A2bwU9f7XF
新潟市で女性が刺され殺害された事件で、殺人容疑で全国に指名手配中の男と被害者の女性がオンラインゲームで知り合ったとみられることが判明。男は電車を使わず、現場から逃げた可能性がある。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 18, 2019
事前に埼玉県警に容疑者の母が相談?
どうやら、事件前に容疑者の母が埼玉県警に相談をしていたようです。
埼玉県警から斎藤容疑者の居住地である神奈川県警に情報提供をしていたようですが・・・犯行が起きたのは新潟県・・・
県警署員が直接容疑者にあって話ができていればと悔やまれますね。
11月14日
流れとしては、事件発生の前日の14日に母親から、
「息子が元交際相手の女性を傷つけてしまいそう。『自分も死にたい』と自殺もほのめかしている」
と埼玉県警上尾署に電話で相談していました。
当然警察署員は、「息子さんに会わせてほしい」と伝えましたが、
母親からは、「家族で状況を確認したいので待ってほしい」
と息子との面会を保留しました。
県警は息子に元交際相手の名前や住所などを聞くように母親に要請しましたが、母親はついぞ息子から聞き出すことができなかったようです。
県警は情報が無い中、斎藤容疑者の居住地である神奈川県警に情報を提供していました。
11月15日
記事によりますと15日の昼前に母親から上尾署に
「息子を(実家に)連れて帰ってきた。」
と連絡が入った。
署員は息子(容疑者)との面会を要請したが、母親からは
「今は落ち着いているので、警察が来るのは控えて欲しい」
と断られた。
事件が発生しているわけではないので、警察としてもそれ以上強く要請することができないため、
「息子の様子をよく監督して、トラブルがあった時や外出するときは教えて欲しい」
と申し入れていたようです。
せめて、容疑者が外出した時にすぐに警察に連絡してくれていればと事件後には思いますね。家族としては、息子を信じたかったと思いますし、まさかこんなだいそれた事をするとは思いもよらないでしょうから・・・
事件発生!
15日の夜に事件が発生してしまいます。
斎藤容疑者は被害者の女性の働くお店が入っているビルの前で待ち伏せをしていたようです。
一部目撃者によると、3時間以上も同じところでいたようです。
この時にも、不審に思って通報できていれば、職務質問などで、どうにか最悪の事態が回避できたかもしれませんが・・・
自分が駅前でそのような同じ場所で誰かを待っている雰囲気の人を見かけたとしても通報はしないでしょうね。
- 彼女にふられたのかな?
- 待ち合わせに友達来ないのかな?かわいそうに。
- 2時間も待ってるよ!頑張るなぁ。
って程度にしか思わないでしょうから・・・。
そして、事件は起きました。
15日の午後9時ころ、新潟市中央区東大通1丁目の商業ビルの階段の踊り場付近で被害女性は複数ヶ所を刺されました。
この時、近くの店舗のスタッフは男の怒鳴り声と女性の悲鳴を聞き通路に出たところ踊り場に血を流して倒れている女性を見つけたということです。
近隣の店舗から出てきた人たちがおしぼりを持ち寄り懸命に止血などの救護措置を続けましたが残念なことに病院に運ばれた後に女性の死亡が確認されました。
一方犯人の斎藤容疑者はすぐにその場から逃走しました。
凶器とスマートフォンとノートを残して・・・。
行方がわからなくなった斎藤容疑者を指名手配しておりました。
犯人を逮捕!
行方のわからなくなった斎藤容疑者を指名手配し、テレビやネットニュースで事件当日の防犯カメラの映像などを公開していました。
18日に新潟市内で斎藤容疑者を逮捕しました。
犯行前の家族の話によりますと、元交際相手を殺害したあとには自死するというようなこともありましたし、現場に残されたノートのようなものにもそのようなことを仄めかす記述があったといいます。
生きて逮捕することができたのは、事件の全容解明のためにも良かったでしょう。
ただ、謎が残るのが、
斎藤容疑者は神奈川県在住。
被害女性は新潟県在住。
距離は離れています。
オンラインゲームで知り合ったということは母親からの情報提供や、現場に残されたノートなどに知り合った経緯が書かれていたということなので、解明されていくと思いますが、被害者は殺されなければならない程、斎藤容疑者と深い付き合いだったのでしょうか?
そこが疑問ですね。
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