栃木県の佐野で住宅に被害が出ている模様です。
大気が不安定になっていましたので、被害状況からみて竜巻が発生したものと思われます。
ニュースでは、
竜巻か、栃木・佐野で住宅被害10軒以上https://t.co/SPhPnyl34u
— 地震・ニュース速報@Yahoo!ニュース (@YahooTopicsEdit) July 26, 2019
栃木県警によると、同県佐野市の突風で屋根瓦が飛ぶなどの被害が出ている家屋は、少なくとも25軒以上に上る。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190727-00000033-kyodonews-soci
突然の突風では対策のしようがありません。
建物の中心部に避難するようにして、窓ガラスなどからは離れることが賢明だと思います。
竜巻の前兆が分かれば、屋外にいる時は即座に建物の中に避難できるでしょう!
竜巻に前兆は有るのでしょうか??
竜巻の前兆は?
竜巻も気象現象ですから研究は進んでいます。
とくにアメリカでは大規模な竜巻『ハリケーン』が猛威を振るい、多数の被害を出しています!!
特にハリケーンの多発地域では必ず家屋に地下室(地下シェルター)を設置するようですよ!
ハリケーンは地上のモノを軒並み吹き飛ばしますが、地面より下には力が伝わらないので安全なんです。
日本ではそんなに勢力の強いハリケーンは発生し得ないので、そこまでの備えは必要ないですが・・・。
竜巻の前兆現象としては、大気が不安定になっている状況により起こりやすい現象と同じモノから起きてくることが多いようですね。
雷・雷雨の前兆現象ともにていますね。
最近では、天気予報や警報で「竜巻警報」も出されます。
その警報を聴いたら警戒をすると言うのはもちろんですが、外で作業中などの時には情報を得られない事の方が多いと思います。
そこで、これからの季節でまず警戒したいのが、
「 積 乱 雲 」
こちらは雷の発生にも関係がありますので、ゴルフやキャンプ、登山などのレジャーを楽しむ人も警戒対象だと思います!
大気の状態が不安定か?前線の位置はどこかなど、積乱雲が発生しやすいかどうかは、前日の天気予報でも予想されますので、気を付けられるかと思います。
次に、強い竜巻はスーパーセルと呼ばれる特殊な積乱雲によってもたらされます。
スーパーセルでは雷も伴いますので遠くの空に稲光が激しく見え始めたら要注意です。
その他スーパーセルでは、雹や酷いとダウンバーストという突風も発生させますので、竜巻意外にも警戒が必要です。
過去にもダウンバーストの直撃で屋根が飛んだり、車が吹き飛ばされたりと言うことがありました。
可能なら作業やレジャーを中断して屋内に一時避難するのが良いと思います。
自然を舐めると痛い目どころじゃ済まないですからね!!
スーパーセルは、大気の環境が整うと積乱雲自体がねじれることで、上昇流と下降流が住み分け、その結果、長時間持続する巨大積乱雲です。
気温が下がる。
土の臭いや草の臭いを強く感じる
普通は見ないような巨大な雲(積乱雲)が見える。
などが有りましたら、通常ではないですので警戒すると良いと思います。
竜巻の前兆を簡単にあげると、
と言うモノを感じたら要注意です。
外での作業は一旦中止して、丈夫な建物に避難するのが良いと思います。
竜巻は突然に起きるように思いますが、実は前兆現象もいろいろと多いのも特徴です。
ただ、珍しい現象でしたから、私たちが知らなかっただけです。
今まで感じたことがないような「変だな?」という空/雲がありましたら、この竜巻の前兆について思い出してみてください。
建物の被害は防ぎようがありませんが、人的被害はしっかり避難さえ出来れば防ぐことが出来ます。
知っているのと知らないのとでは大違いですので、この機会に是非知ってください!
参考動画
刺激が強いかも知れませんので閲覧注意です。
海外での竜巻の直撃を撮影した動画集です。
2013年の埼玉県越谷市のスーパーセルを捉えた動画です。
自然の力は時に恐ろしいですね!!
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