ここへ来て驚きの低減がIOCから出された!
東京の真夏の暑さを危惧し、炎天下の中行われるであろう「マラソン」と「競歩」を札幌で開催したらどうか?と言う提言だ!!
ネットでは
『何を今更言っているんだ!
東京の夏が暑いのははじめから分かっていたことだろう!!』
と声があがっている。
『札幌だから涼しいと思うなよ!』
という声も…
札幌開催提言の背景は?
明らかにドーハで行われた大会を受けてのこと。
棄権者が続出し、路上に倒れている姿も見られた。
掲示板には、
3 名無しさん@1周年 2019/10/17(木) 01:40:36.43 ID:u7riYLv50
「陸上・世界選手権」(29日、ドーハ)
気温は30度以上 湿度70~80パーセントトロフィモワ(ロシア)22位
「非人道的な環境だった」「10キロで少女たちがまるで“死体”のように道路に横たわるのをみた」マズロナク(ベラルーシ)5位
「アスリートに敬意がない」
「多くのお偉方がここで世界選手権をすることを決めたのだろうが、今、涼しい場所で寝ているんだろう」ダンフィー(カナダ)銅メダル
「かなり馬鹿げた、クレイジーな気象条件だった」
引用元:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1571243987/3
という書き込みもある。
東京の夏は、気温だけでなく湿度も高いのが特徴。
気象条件が重なれば、今回のドーハと同じ気象状況になることもあり得る。
IOC委員で、大会準備を監督するIOC調整委員会のジョン・コーツ委員長は16日、ドーハ市内のホテルで朝日新聞の取材に応じ、「東京の人々や関係者が落胆する気持ちはよく分かる。だが、我々は東京五輪が、棄権者が続出した大会として記憶に残ってほしくない」として、大会組織委員会や東京都などに理解を求めた。
引用元:https://www.asahi.com/sp/articles/ASMBJ6QFPMBJUHBI03G.html
今回のドーハでの世界選手権での事を経験してしまっているので、東京オリンピック中に同じ様な気温・湿度の数値が出された段階で棄権を決める選手も相次ぐかもしれない……
選手ファーストになっていいない…
以前から東京オリンピックは選手ファーストの考えに立っていないという意見がちらほら出ていた。
東京の夏は暑いからと、早朝から狭義を始めたり、競技場によっては冷房が無いなど、ここ数年の真夏の気候を考えると無茶な考えに見えてしまう。
年々日本人でも熱中症で救急搬送される肩も増え、ガッコウデハ集団で熱中症に鳴ったり、暑さの為に命を落とす高齢者も出ている。
それでなくても、先日行われたトライアスロンの大会では、東京オリンピックの会場を使用したプレ大会としていたが、水温が高すぎて中止になったり、気温が高すぎて危険な為にランの距離を短くしたりと、十全な状況で競技ができていない…
本当に選手達が十二分に実力を発揮できるように環境や会場を整えるのがオリンピック委員会の役割のはずなのに…
何故か、謎のこだわりとよくわからない理由で東京開催を推し進めてきた…
大丈夫なんだろうか?東京オリンピック・パラリンピック……
東京都の考える暑さ対策は?
有名なところで、
「打ち水」
ですよね。
屋外に“水”を巻き、水が蒸発するときに周囲の熱を奪って行くことを利用した暑さを和らげる対策ですが…
その場凌ぎであり、かえって水蒸気で湿度が上がって不快指数が上がりそうですね!
また、道路の路面に遮熱塗料を塗ると言うこともしています。
実験段階では路面の温度は下がったと言いますが……
そもそも“遮熱”塗料というのは、熱線を反射して塗料を塗った内側に熱を通さないというものではないでしょうか??
反射するという事は…路面より上空に熱線が当たるということなので、上を走る選手に熱線が当たるということで……余計に暑くなるのでは無いかと心配です…
札幌でのマラソンの実績は?
毎年札幌でもマラソン関連のイベントが開催されています。
実績はあると言うことですね。
ですからマラソンに適したコースなども既にあると言うことですね。
札幌マラソンのコース
札幌では毎年札幌マラソンが開催されています。
最長でハーフマラソンですね。
今年は10/6に開催されたようですね。
5年ぶりの真駒内セキスイハイムスタジアム。5年ぶりのハーフマラソン。自己申告の目標タイムで見栄を張った感があったけど、ゴールしてみれば誤差数秒。始終目一杯な感じで走ったので思いの外疲れました。 #札幌マラソン #ランニング pic.twitter.com/CCNED4QxTc
— かそか (@yomori_sorat) October 7, 2019
最長でハーフマラソンまでと言うことです。
コースの紹介動画がありました!
コースの概略図はこちらです。
地図はここですね。
札幌マラソンでは、「真駒内セキスイハイムスタジアム」がゴールとなっているようです。
キャパシティですが、
キャパシティ
(座席数)固定スタンド 6,024人(ロイヤルボックス162席含む)
立見席 約1,500人
移動席 約4,000人 計 10,770人引用元:https://ticket.st/places/hokkaido-180
と言うことで、約1万人が収容できる会場のようです。
一方で、新国立競技場(東京オリンピックスタジアム)は、68,000人収容できるようです。
もともとの東京オリンピックのマラソンのゴールは新国立競技場でした。
ですから68,000人規模のキャパシティが必要と言うことですよね?
ですが、札幌にそれだけの観客が集まるのかも疑問ですので、考えないといけません。
ちなみに札幌ドームのキャパシティは、約53,000人となっています。
丁度良い規模ですよね?
ですが、札幌ドームは出入り口が狭く、スタートとゴールを札幌ドームにしょうとすると、改修が必要とのことです。
その改修に数十億円がかかる見込みだと言うことと、これから冬になり雪深くなる中で果たして改修作業が出来るのか?
積雪で作業が出来ないとしたら、来年春からの作業で間に合うのか?と言う問題もあります。
大通公園スタート&ゴール!?
ドームがダメなら、広くて人を入れられるところをと言うことで、白羽の矢が立ったのが大通公園
「札幌雪祭り」や夏場はそれこそ「大ビアガーデン」が開催されている会場ですよ!
でもね。
オリンピック期間中に「大ビアガーデン」開催期間が重なる可能性があるんですよ!
ちなみに今年の「大ビアガーデン」は
- 開催期間
- 2019年7月19日(金) 〜 8月14日(水)
- 営業時間
- 12 : 00 ~ 21 : 00(一部の会場を除く)
- 会場
- 大通公園5丁目~8丁目、10丁目、11丁目
そして当初のマラソンに日程は、
2020/8/9 男子マラソン
と言うことで、ビアガーデンの後半の日程にバッチリかぶっています!
しかもたった2日の競技の為に1週間またいでいますよね?
実際はその前も準備で使えないでしょうし・・・
そうなると来年の大通公園でのビアガーデンは絶望的になります!
そうなった場合、本来ビアガーデンで収入を得ていた人たちへの補償は考えているのでしょうか?
オリンピックの方が大事だから協力しろ!
オリンピックの観光客が来るから潤うだろう!?
なんて暴論は許せないですね!
大通公園のビアガーデンは約1ヶ月間で200万人来る大イベントなんだよ。オリンピックとかでそのうち2週間とか下手すりゃまるまる潰されるとかたまったもんじゃないよ。スタンドもなしの大通公園発着のマラソンと競歩がなんだっての。
— あづ:DQ10ではノザでやってます (@8az3) October 27, 2019
たとえオリンピック目当て、マラソンと競歩を目当ての観光客が来たとしても、本来のビアガーデンで来る来客数とは比べものにならないと思いますよ!
正直いまさら札幌開催ということで押しつけるのは暴論以外のナニモノでも無いと思います!
IOCが勝手に言い始めたことですから、本来のイベントの方の損失をIOCがまかなうべきでしょうね!
ビアガーデンのイベントの企画ももう始まっているでしょうから、そちらの団体も戦々恐々としているのでは無いでしょうか?
札幌開催で宿泊施設が足りるのか?
コースはどうするのか?
ボランティアは集まるのか??
コースの改修は必要なのか?
色々問題があるのでしょうが、最も大事なのは、地元住民の生活だと思いますよ!
そこに問題が無いからこそ、喜んで盛り上がることが出来るわけですからね!
IOCもJOCも国も地元住民のことを第一に考え、選手にとって競技しやすい環境を整えることを良く考えて欲しいと思います。
本当に10月開催にすれば東京会場で問題無いのにね??
(台風が来るかもしれませんけどね)
IOCからの提案に強制力は無いので、今後どうするかを決めるのは日本です。
一体どうなるのでしょうか??